毎週金曜日に現れる爺様の焼き鳥屋に通い続け、ついに「作るたびに味になるから出すの厭だよー」と言われていた豚トマを購入しました。これのために鶏ももと鶏皮も大量に買い求めたのですが。トマ・・・といってもプチトマトなんだ。串刺しにしても潰れないためには、大きさも含めてこれがベストのようです。が、さらに安定させるためか串二本刺している。これは一本でもどうにかなるんじゃないか? しかしこの豚トマ、翌日の採血検査対策で食えなかったわけですよ。
まさにまるぼしの一品に終わりました。
今月や来月の開催はちょっと現実的ではないので春以降の話になりますが、第17回買い出しトライアルは、第1回目(リポート内リンクのいくつかは切れています)の方式を応用して、弁当の買い付けをやりながらゴールを目指す企画で立ち上げようと考えています。買い付け先は地図上でこれだけ確認できるので、くじ引きで行き先を決めるやり方になります。
これから検討していくのは、スタート(集合)地点とゴール地点ですが、利根川の向こう側から走り出して埼玉県側に向かうか、その逆がいいか思案しています。あとは「鶏肉食べられない―」という人のためのケアもしなくちゃならないですが、買い出し品目の代替候補が店舗によっては予約注文に近いというところがハードルです。
まあその前に参加者居ないとお話にならないんですが。
松本零士さんの訃報はNHKが流したニュース速報で知りましたが、そうか速報扱いされるほどに昭和の漫画家として大きな存在になっていたのかと思わされました。
僕は最初に出会ったのが「光速エスパー」。さらに「男おいどん」を読んでいたのが小学生の頃で、松本さんの作風(エスパー)にはどこか手塚タッチを残しながらも他者の画には全くない斬新さがありました。あの近未来のメーター類と、四畳半の縞パンツとサルマタケが同一人物の画ですもん。
中学生の頃連れていかれた香港の街なかで、スカラベの甲羅が開いて文字盤が出てくる懐中時計を見つけたとき、それが後に銀河鉄道999などに描かれるペンダントロケットと同じモチーフ(腹に髑髏は刻まれていませんでしたが)だとは知らずに購入して、2つのアイテムが結び付いたときには僕の時計の甲羅の方が壊れてしまっていて気落ちしたものです。
高校時代には友人とミステリートレイン999に乗ろうぜと画策したものの、受験対策サマースクールで上野駅どころか長野の山奥に隔離され、ラジオ番組で行方を追いかけることしかできませんでした。受験を何とか乗り越え、大学に通うとき、今じゃそんな学生居ないだろうけどわざわざ四畳半でトイレなんか共用という下宿を探して「これが『男おいどん』『ワダチ』の世界」と悦に入りながら、「確かに女の子は呼べねえ」と苦笑するのでした。
サルマタケは発生しませんでしたが。
同年同日生まれの石ノ森章太郎さんとともに、四畳半(石ノ森さんの部屋は三畳だっけ?)どころか無限大の空想科学世界をもたらしたという意味で、はたまた広げた風呂敷を二人とも畳むのが下手という愛嬌も含めて、いつか来る日が数日前だったのかと残念でなりません。ご冥福をお祈りします。