緊急入院の末病室で始まった2025年もどうにかこうにか大晦日まで這い蹲ってこられました。この1年で体重が30キロ削れました。例年並みのペースで5万キロ弱、BLUEらすかるを走らせることができました。嘘のようなホントの話、燃料消費が2024年より向上しました。しかしここまでの身体的ダメージによってか、椎間板ヘルニアの再発警報が腰と背中に響き渡っています。とりたくなくても齢をとってしまうなんて、理不尽だと思うんですが、日頃の鍛錬が足りないってことなんでしょう。
それはそれでまぁいいか。明日は明日です。ことしも沢山の人々にお世話になりました。来年は足手まといにならないよう精進します。とか言いながら、明後日はまた明日と異なるので、あてになりませんけど。
それでは良いお年を。
我が名はテオマチャ 009
紆余曲折の末つくばーど基地に回収された「せぐろさん」こと2025年型クロスビーですが、今度は霙の方が業務多忙でこの年末年始に帰省できないという事態になり、そうかそうか。じゃあしょーが無いよなーってことで、これ見よがしに乗り回せるぞという悪辣な父親。そこで霙は27日に弾丸帰省してきて幌車と交換して出かけていきました。パートタイム直結のエスクードよりFFベースの生活四駆でもスノーモードを持っているクロスビーの方が、年明け早々に降るらしい雪には安心です。
「YouTubeでリポートされている加速性過不足無しっていうのはちょっと感じが違いますね。エンジンのレスポンスにCVTがついてこられない」
霙はいいところに気がついてます。ちょいとアクセルを踏んだだけで、軽く5000回転までタコメーターの表示が跳ね上がるけれど、出足はもっさり感たっぷりのV6エスクードよりももたもたします。でもまあ、そこは慣れです。逆にレブリミットに入れないよう高速巡行速度に持って行く運転をマスターしていました。
残念ながら霰は朝早くから出勤してしまったのでハスラーがいないのですが、家庭内ミーティングのできる我が家のスズキ勢。いい加減にしろよと言われてしまうのはエスクードですが、クロスビーもまた青系です。雫さんのサニーだけがセダンで、ハスラーも含めてここまで四駆ばかりというのは誰の仕業なんだか。BLUEらすかるが現役のうちに勢ぞろいさせたいです。問題は2台分の運転手が不足することですが・・・
そのハスラーとクロスビーのツーショットは一応撮ってあります。車体が被らないように1台分空けてくるところが霰なりの感覚。年末のあわただしい中でしたが、クロスビー=せぐろさんは無事に霙の手元に引き渡されました。
「この季節、ステアリングヒーターがうらやましいぜっ」
石の上にも三年・・・の真っ最中
のすたるじ屋の松浦店主から封書が届き、なんだろうまた原稿の校正依頼かな?と思いながら開けてみると、新しく企画しているというポストカードのミニパネル商品サンプルでした。風景と車の組み合わせでB5サイズの紙ボードに2枚の絵葉書をコラージュするらしい。これについてはそのうち話を聞きに行くこととして、同封されていた富山県の方のウェブを印刷したものに目が留まるわけです。宮本輝さんが選考しているという北日本文学賞についてのニュースが書かれていました。
ことしの応募総数900作から一次選考で302作が審査を通ったとかで、その中に、松浦さんの名前が載っているではありませんか! あれか、前に校正を手伝ったやつが日の目を見た? それは慶事だと手紙の方を読んでみたら四次選考まである審査の二次で振るい落とされてしまったと。むむむ、それは残念だ。けれども、その前の長塚節文学賞は選外だったのだから、一歩前進です。「石の上の三年」はまだまだ続きます。
賀状しまいのお詫びとお知らせ
我が名はテオマチャ 008
「新品のシートのビニールをはがす楽しみー♪」
・・・泉野明みたいなセリフのこのシーンは、実は納車当日のもので、フィガロからの任意保険切り替えを済ませてちょっと試運転したものの、オプションで取り付ける予定だったフォグランプベゼルが茨城県内のパーツセンターに在庫なしで、自販の営業マンは平謝りしながら車を再びディーラーに持って帰ってしまったのでした。
霙曰く、「わざわざ前後のバンパーがマットブラックなのに、ベゼルが銀色なんて許せません」ということで、アクセサリーカタログの中から一番最初に選んだのがこのパーツだったのです。よりによって取り寄せとなり、これが届くのが22日。責任上自販で取付を行いたいという流れによって、霙は再びエスクードコンバーチブルで赴任地に戻らねばならなかったと。本日、あらためて車を引き取りに我々が代行で出かけるのですが、はてさて霙は年末の業務多忙で帰省してこられるのか?
15日の納車で、名義人様が運転しないことには何も始まらないぜと、ディーラーに戻される前に試運転はやりました。さすがに林道は入り口が藪漕ぎコンディションだったので突入は控えましたが、ドライ路面の裏山の上り下りに関してはさほどの非力感は無いようです。これにて霙の新車はフクロウをイメージしたとされるクロスビーなので、その車体色と屋根の黒から「セグロアオバズク」をモチーフとし、「せぐろさん」と命名されました。
2005年9月5日の月齢は1.3でした。つまり新月の翌日、スズキエスクードТD61Wは僕の手元にやってきたのです。
2025年12月19日、月齢28.8。新月の前日、つまり有明の月が本日の夜空です。
新月から新月までのだいたいの日数は約29.5日で、これを朔望月と呼びますが、20年分を計算すると、247.4回の新月を過ごしてきました。
ちょっと驚き、いくらか嬉しく、なんとも哀しい巡り合わせであることを知るに至り、BLUEらすかると名付けたエスクードの最終到達点は100万キロと決め、そこで退役させるために、2025年12月19日までに達成させたかったのです。
それが2020年6月10日、地球と月の往復距離を走りきった日のことでした。
「人が想像できることは必ず実現できる」と、ジュール・ベルヌが残した言葉を真に受けての5年間でしたが、案外そうもいかないものです。ことしは僕自身に対する病床や怪我の当たり年で、BLUEらすかるの修理入庫も手伝い、予定がどんどん遅延していきました。当初は2000キロを割り込んだところでタイムアウトか?と試算していましたが、そんなものでは済まなかった。
そんなわけで、車検満了が12月19日。時間切れなんですけど、ここで主催者(?)特権の卑怯技を繰り出します。このことを見越して、BLUEらすかるは11月末に車検を通しました。残る道のりは2026年の冬の間に、のんびりと走り抜けようと思います。一昨年あたり、「車検満了までに達成できなくてもそこでゴール」って、実は言っちゃってるんですが、あれ、無しにします。
我が名はテオマチャ 007
霙の新車を引き取りに行くと、自販の若い営業マンがすでに来ておりました(そりゃ来てるよね)。へー、クロスビー使ってるんだーと、しげしげと眺めるのですが、Aピラーから前側を一新した効果というのは「このクルマってこんなにスマートだったっけ?」という雰囲気で、マイナーチェンジ前のものよりコンパクト感があります。その営業マンの子、会うなりいきなり平謝りを始めるのでこちらも面くらいました。
「ご注文いただいていたオプションのパーツの一つが在庫なしなんです。なんとか年内には取り寄せますのでご容赦ください!」
「えー? アクセサリーカタログに載っているパーツが在庫無いって、そんなことあるの?」
雫さん、容赦ないです。が・・・よくよく考えてみると、普通あんなの注文する客いないよなーとも思ったのですが。それでも霙が真っ先にここはこうしたいと選んだ部品なので、待たねばなりません。
我が名はテオマチャ 006
英名 Papuan boobook、Jungle boobook、Jungle hawk-owl
学名 Ninox theomacha
テオマチャとは、パプアニューギニアに生息するアオバズクの仲間で「セグロアオバズク」を意味します。日本にいるアオバズクは学名をNinox japonicaと呼称し厳密には異なる種ですが、まあほぼ同じフクロウのことです。
気まぐれなやつだったら、ニューギニアから日本列島まで渡っている個体もいるかもしれませんがその辺は曖昧のままで良いとして、この鳥が霙の新しいクルマのネーミングのカギとなっています。日本じゃあまりなじみのない言葉なので、テオマチャでいいんじゃないかとも思いましたが、彼女としてはやはり「セグロ」で行くということです。
ここまでですでに何が次のクルマなのかはバレているんじゃないかと感じますけど、現車がまだ霙の手元に来ないので、「散々引っ張といてください」とのことでした。


