Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

シリーズ初というけれど

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まあ厳密に言えばアストラは「ウルトラマンレオ」の客演キャラだとなるのでしょうが、ウルトラマンの実の兄弟なら彼らがいるわけで。

何が初になるのかと思えば、地球人の兄弟がそれぞれウルトラマンになる。というところが初だった・・・ というわけで7月から放送開始という「ウルトラマンR/B(ループ)」はテレビ東京系なので、仙台には枠が無いわ。

このウルトラマン達もどうやら属性に基づいて歴代ウルトラマンの力を召喚できるらしいですが、最近のやたらと大勢出てくる仮面ライダーに対するマーチャンダイジングの呪縛に陥った感があります。変身ツールはライダーよりもウルトラの方が歴史を持っていますが、ギンガあたりからギミックがかなり拡張し、もはや変身よりも玩具というフォーマットありきになっています。

R(ロッソ)とB(ブル)は、それぞれ火と水のエレメントを宿したウルトラマンだとのこと。ここにも拡張の要素があり、エレメントと言ったら土と風もある。ウルトラマンについてまわるキーワードには光があり、赤と青がいるなら緑が加わって光の三原色となる。このあたりがどのように使われるのか使われないのか興味があります。

緑かー・・・グリーンバックの合成処理が可能になったからこその青いウルトラマンのレギュラー化ですが、緑はBLUEバックに戻さないとだめなのか、それとも昨今のデジタル処理ならそんなの関係ないのか。いやいや緑のウルトラマンが出てくるかどうかは知りませんけどね。

 

GENERATION KIKAIDA

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ハワイ州知事が制定した「ジェネレーション・キカイダー・デイ」が4月12日だそうで、そも「ジェネレーション・キカイダー」って何よ?(いや昔から知っていますけど)  74年のハワイ初放送以来40数年にわたって、彼の地では安定的という言葉を越えた人気作品として慕われている番組なのです。ジローだけでなく来月書けちゃうからとっとくけどイチローも、REBOOT版のジローも含め「人造人間キカイダー」はハワイにおける国民的なヒーローとして定着しています。

この制定は2002年のことですが、同番組を見て育った少年少女が健全な大人となり、その子供たちもまた再放送を見て健やかに成長しているというところが、制定理由としてすごいことだと思います。日本にだって長年親しんでいるファンはいますけど、たとえば〇〇県をあげて支えられるようなヒーローにはなっていません。そればかりか72年の日本での放送時は、PTAのお母さん方から四の五の言われるような描写が無かったわけではなく、今となってはそれが笑いの種にされていたりもするのですから。

たぶんハワイにおいては、そういう重箱の隅をつつくような考え方よりも、勧善懲悪であるとか流浪する境遇であるとか、意志を貫く強さといった王道こそが受け入れられたのでしょう。そしてそろそろ孫の世代にジロー/キカイダーが浸透し始めていく時代を迎えます。もっともこのムーブメントが起きているのはハワイだけのことだというのも、この事象がクローズアップされる所以だし、それこそ記念日があるという事実に対して全州民がこぞって祝っているのかどうかは定かではないのですが。

日本で、そのようなキャラクターがいないわけではありません。けれどもどことなく、世代間の捉え方にはうすーい膜があるようにも思えます。ヒーローもキャラクターも氾濫しすぎなんだろうね、きっと。

 

大地に立つ日

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モビルスーツ・ガンダムが動き出す瞬間というのは、その頃メカ合体によって人型ロボが出現するシークエンスに慣れていた我々にとって、逆に「でかいロボットが地に足をつけて左手で自重を支えながら起き上がる」そのままのシーンとしてぶつけられました。実はガンダムだってパーツ合体メカなわけですが、それを見せないことで軍用兵器ロボットの存在感を描いているように見えました。

ロボットが起き上がって自立する動きの最低限の動作に加え、ガンダムは胸部排気口からエンジン(これってコア・ファイターのエンジンが共用されているってことで、当時設定はOK?)排熱を行うところが、ロボット=兵器=重機っぽさをミックスして、独特のリアルさを醸し出すのです。この一連の動作は主人公や敵兵の視線も交えながらいくつかのカット割りを経て、全身立ち上がって両眼(ガンダムといいザクといい、なぜカメラが発光するのかは、まあ謎)を光らせます。

当時、十代の僕は、前番組のダイターン3が登場時に大見得を切り、その前のザンボット3が三機合体の末にやっぱり見得を切ることに対して、乗り物機械の動作だけで(操縦桿やらペダルやらをどう動かしているのだ?という疑問もすっ飛び)、無機質なのに生命力の感じられる絵が始まったなあと思ったところまでで満足していたように記憶しています。だから「人型の機械が立とうとするならこんなもんでしょ?」と切り捨てられちゃうかもしれないけれど、このガンダムの動きは、ひょっとすると鉄腕アトムの誕生=起動のシーンに対するオマージュだったのではないかと、今は思うのです。

いやいや、僕がそう思っているだけです。必ずしもその通りじゃないかもしれないですよ。それにこんなこと、この38年間にいくらでも話題になっていそうだし。そんなわけで、ガンダム大地に立つ!!の絵コンテを切ったのが斧谷稔さんであること、これが放送された日付が4月7日であること、4月7日はアトムの誕生日であること等々、きっと偶然なんです。

 

帰っていく男

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先日、NHKのBSプレミアムにて愛知発地方局制作のドラマとして「真夜中のスーパーカー」という番組が放送されまして、静岡ならまだしも(でも静岡で作ったらホンダが出てくるんだろうけど)愛知だしなー、とりあえず録画だけして見終えたら消してしまってもいいかと基地で録ったものを仙台に持ってきて見てみたわけですよ。まあだいたい想像していた通りの物語で、職場を干されたデザイナーが憧れの「ナゴヤ2000GT」と邂逅し、自分の仕事の本質に目覚めていく展開。

あくまでもこの車は「ナゴヤ自動車による2000GT」です。エンジン開発は「ハマヤ発動機」で、ボディーワークに参加した職人さんも「ニッシン自動車」の人です。この2000GTときたら、唐沢寿明さんに擬人化してしゃべくりまくるのです。「ナゴヤ自動車博物館」に深夜、デザイナーのお嬢さんとコソ泥の若者が閉じ込められ、館内に展示された自動車たちの「魂」に翻弄されるのです。なんかもう、高斎正さんの「スーパーカーの幽霊」じゃあるまいし。なお話。

だったのですが、冒頭でなにげに1966年の谷田部トライアルで2000GTを走らせた細谷四方洋さんがいるなどの小粋な演出があるかと思えば、コソ泥の若者の祖父役とか「ニッシン自動車の職人」役とかでこんな人たちが。これ、どれくらいの人が理解できるんだ? 細谷さんは2000GTの開発に加わた史実のサービスで間違いありませんが、団時朗さんときくち英一さんの接点と言ったら「帰ってきたウルトラマン」の第1話と、「ウルトラマンメビウス」の第45話。

それリーグが違いすぎるしと思えば、団さんは高度経済成長期にブラジルから日系の働き手としてやって来たたたき上げの鈑金職人という役で、年老いたことから余生を故郷で送りたいと日本を去ろうとしている男でした。その技術を受け継いだ弟子や若者たちに惜しまれ、別れを告げるシーンに出てくる工場の社名が、なんかもう確信犯。誰だこんな原作書いたのは! と、エンドロールを見たら會川昇さん。あー・・・世代だわ(笑)というわけで、これ消せないではないですか。

何処の誰かは知らないけれど

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1958年の2月24日ですから、僕なんか生まれてもいないのでその登場自体が歴史ですが、この日、月光仮面のテレビ放送が始まったということで、60年の歩みを(今のところリメイクの話は聞きませんが)遂げております。

何がすごいかって、この人の正体は今尚「謎」のままなのです。私立探偵の祝十郎が彼なんでしょ? との極めて信憑性の高い推測もありますが、断定されてもいません。

黄金バットのような先例もありますが、あれはほんとに謎の超人で、月光仮面は何処の誰かが扮装する。最近だと忍風戦隊ハリケンジャーに正体を隠したシュリケンジャーが居ましたが、彼の場合もどちらかというと怪人二十面相に近い。

誰もがみんな知っているのに、誰だかわからない(ことになっている)というフォーマットは、細かい設定に雁字搦めにされた現代のキャラクターには無い、かえって想像力を働かせる魅力があります。サブキャラではなく主人公ですからなおさらです。今だと全国展開しているローカルヒーローの中には、中の人を悟らせてはならない配慮としての、この手のヒーローがいるかもしれません。

しかしこの扮装で現れるのには勇気と覚悟が要るでしょう。正義の心に鉄の意志が備わっていないとできません。あまり突っ込まれたこともなさそうですが、仮面なんか付けてないんですよ、実のところ。

昔々 泥棒巡査なんて遊びがあって

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ケイドロともドロケイとも呼ばれていたそうですが、僕の田舎では「どろぼーじゅんさ」でした。要するに2チームに分かれて逃げ切るか逮捕しきるかの、半分かくれんぼ要素も入った鬼ごっこでした。

そういう要素をスーパー戦隊に持ち込んでくるとは驚きです。が、警察戦隊パトレンジャーはベタ直球ですが、快盗戦隊ルパンレンジャーってネーミングはどうにかならんかったのか。

ぶつぶつ言っても始まっちゃうんだからしょーがないけどこの戦隊、ここ数年なかった「ビークル系メカ」をパトレンジャーがお持ちです。トッキュウジャーは列車だったしキュウレンジャーは宇宙機だから逃げられたのに。客演で特捜戦隊が出てきたら絶対にパトストライカーを2度目の再販するだろうし、下手すりゃ宇宙刑事ばかりか特状課の仮面ライダーが・・・あっ、赤い刑事のライダーもう一人いるし、盗賊の青いライダーもいる! まさか半分こ怪人の探偵ライダーまでも?

かたや快盗(怪盗)側にはGOD悪人怪人にカブトムシなルパン(じゃあXライダーまで出せる)。などと変化球を投げる必要も無く、仮面ライダーそのものにルパンがいますよ。快盗が義賊だなどと言い出したら宇宙海賊まで現れるかもしれない。あいつら出てきたらもうそういうの全部アリってことになりかねません。ああ東映ヒーローのインフレ極まる・・・(注 すべて妄想です)

メカはすら

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長年、トランスフォーマーだけは手を出さずに過ごしてきたんですよねえ。あんなの集め始めたらきりがないですから。

なんでこんなもんラインナップしてやがるんだろう・・・

格の違いを見せてもらうぜ

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年末に第1話からよりによって16話分を見逃した「鋼の錬金術師 Fullmetal Alchemist」が、本日からWOWOWライブ枠で見納め一挙放送だと。

「全部録画する。その時間枠に他の予約を入れるんじゃねーぞっ」

と、仙台から電話で家族に宣言したわけですが、なんでかってそれは言えませんよ。特撮のアレを観ちゃったなどとは言えませんです。

幸いにも全64話が放送される日取りと時間帯には、家族たちが録りたい番組が(今のところは)被っていないらしく、早い者勝ちの論理で予約設定をしてもらいました。

地上波時代にはしみじみと見たことがなく、妹が持ってきてくれた原作漫画を読んで、こりゃしまったわと後悔していたのが昔の話。その後家内の友人のフルメタルなアニメ母娘さんたちがソフトを貸してくれたこともありましたが、それらは返却して久しいのです。

いやー、これで昨年の映画の大失態を上書きできるぞとほくそ笑んでいたら、部下が一言。

「確か・・・ボスってアマゾンプライムの会員登録していると言ってましたよね?」

おう、しているぞと答えたらとどめの一撃。

「ハガレンもFMAも、そこで全話視聴できますよ」

 

売切後免な一品

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意外過ぎて・・・

いや売り切れてることも意外なんですが、こんなもんキット化しちゃったのかよ。

帰去来から

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「さだ(まさし)の名曲はアルバムの中にあるんだ。はやりのシングルばかり聴くな」

昔、僕に言ったのは高校の同級生の白鳥高志くんでしたがそれは嘘ではなく、当時つきあっていた彼女がさだファンだったのでレコードを借りてみると、そのときはそれから何十年も聴き続けることになるとは思いもよらず、しかしそうなってしまった曲がたくさんありました。

 

その中の「帰去来」というアルバムに収録されている『夕凪』は、特段、別格、なんだこれ! な楽曲で、後にその彼女にふられても尚、ベストナンバーとなっています。

この曲のインストゥルメンタルを耳にすることとなったのは、まだその彼女にふられる(笑)前、「関白宣言」なるラブコメ映画につきあったときのことで、主演のふたりが海岸でデートしているシーンに(歌詞の内容とは異なる展開になるんだけれど)流れていたのでした。

これがまたとんでもなく良かった。

というのが、実を言うと渡辺俊幸さんの音楽に触れた原体験。さだまさしさんがソロに転向した最初のアルバムで、さだ曲の編曲を担当していたのが俊幸さん。なんてことは当時わかるわけがなく、ましてやそれが、あの渡辺宙明さんの息子だなどというところにたどり着くはずもないのです。けれども直感的にこの人の曲はいいなと感じ、白鳥くんの言っていたことをあらためて理解するのでした。

それから数年後、その彼女(しつけーよ)にふられたあと、空前のアニメサントラ盤ブームの中で「銀河漂流バイファム」と遭遇し、ここで俊幸さんの楽曲と再会するわけですが、当時のアニメ雑誌だったか音楽雑誌だったかは忘れましたが評判は良くなかった。なぜかといえば、彼が習得してきたハリウッドスタイルのオーケストレーションはともかく、旋律の方がどこかで聴いたようなアメリカ有名映画のそれに似ている。という寸評だったのです。ま、それはそう言われてしまうとそんな感じだわなあと否定も出来ないバイファムのBGM。

 

いやーだけどね、おとーちゃんの楽曲なんかそれ言ったら、バトルフィーバーJとスパイダーマンのイントロ比べてみなさいよというくらい、「宙明音楽」は金太郎飴ですよ。

そんな変遷をひとつひとつは追いきれないので思いきり端折って、「劇場版マジンガーZ/INFINITY」にておとーちゃんサウンドを引き継ぐ・・・話はまだ映画を観ていないのでどう引き継いだのかが語れません。暮れに放送していた「題名のない音楽会」で少し聴くことはできていますが、マジンガーに関しては水木一郎さんの独壇場でしたから、楽曲は(それでもかなり、主題歌以外は引き継いだというより作り直しちゃった感がある)しみじみと耳に入っていません。

そこでもう一作品。珍しいことに特撮では2017年末時点で、モスラとかモスラ2とかモスラ3などの映画を別にすればテレビ番組特撮は「救急戦隊ゴーゴーファイブ」しか手がけていません。が、特撮とプロップに予算を持って行かれ戦隊のユニフォームが歴代随一とほほなこの戦隊、きわめてレベルの高いドラマ展開と、それに見合った楽曲が提供されています。主題歌もヒーローものにふさわしいテンポと勇ましさが漂い、ああ主題歌の王道と思える出来映えです。それだけにこの番組のエンディング曲の明るさがまた際だち、我が家では娘たちもスーパー戦隊ED随一、と評価しているのですが、こちらは風戸慎介さんの作曲でした。

 

いかん、長い上にまとまらない。

そういう変遷での渡辺俊幸さんの音楽を語ると、オリジナルの交響曲とか無視してるじゃねーかと言われそうですが、直感と遭遇というのは何十年も引っ張り続けてくれる発見につながっていました。それもこれも編曲の妙を当時見抜いていた白鳥くんのセンスありきですが。そりゃそうです、彼は今でも音楽関係の仕事やってますから。