鋼の機体、戻って参りました。タイヤハウスの大穴は錆止めとともにパッチを当てて溶接していただき、上塗りで修復完了です。
が・・・運転席ドアのストライカーが故障し、内側から開けられなくなったという間抜けな展開に。まるでどこかの壊れたら修理効かない(わけではないけど)ウォーカーマシンみたいです。2月に書き忘れてましたが、「戦闘メカザブングル」はことし40周年。
先日来SSSレイドの攻略が相次ぎあわただしく新規課題をアップロードしているのですが、その新規課題がまた即座に攻略され、1個くらい一番乗りしたいよなあと霙を伴い出かけたわけですよ。
一番乗りの場所へ向かう途中、出題してもらったお礼参りにもと、青影さんからの出題地に立ち寄ったのが昼のちょっと前です。
そこからSSSレイドの梯子に至り、夕方基地に帰宅したらば、青影さんから新しい攻略のメールが着信しており、開けてみてびっくりの「到着時刻」。
同着です。場所は異なりましたが。もうこういうのは嬉しくなっちゃうわけですよ。天候は生憎でしたけど、エアコン使えないぷらすBLUEにはちょうどいい外気温でした。
池袋界隈で、ずいぶん昔に何度か通ったラーメン屋の福しんでは、都内など六か所に「冷凍商品の自動販売機」を設置しています。
していますって、現地でそれを発見するまで知らなかったんですけどね。へー、冷凍化されたラーメンキットやら叉焼やらチャーハンやら餃子やらをこんなところで買えるのかと、ラーメンと叉焼とチャーハンを購入しました。
保冷バッグを持ち歩いていたのは幸いでした。帰宅してそれぞれ解凍しつつ作ってみたらば、実に久しぶりの福しんの醤油ラーメン(醤油スープ×2、味噌スープ×2で麺4人前)を食えましたですよ。これで400円税込みは素晴らしい。おこげ部分がパリパリのチャーハン(2人前700円)、濃厚味付けで柔らかな厚切り叉焼(10枚700円)も、自販機で買ってきたとは思えない味わいでした。まあその、その近くまで仕事で出た高速代や燃料代のことは聞かないで・・・
天井に(椅子を使って)手が届くのは、我が家では僕と霙だけです。これは霙にとっては諸刃の剣で、自慢もできるけれどすぐに駆り出される。
次女と同時に末っ子ですから、身長も中学生くらいまでは我が家で一番のおちびでした。「米を縦に食え」(「夢見るころを過ぎても」の筒井恭一に由来)とアドバイスした結果です。
天井と言ったら照明器具の故障です。LED化されてはいませんが、最近の蛍光管はグローランプを必要としないので、点灯したりしなかったりというのは本体か蛍光管の寿命かどちらかなんですが、小玉球はちゃんと灯るので蛍光管だろうと交換。しかし知らなかったよ。リフォームした時に取り付けた証明ですが、ペンダントから釣り紐のスイッチが無かったから想定もしていなかった。なんと壁のスイッチがロータリースイッチになっていました。
変身、超人的身体能力。人間の体を強化させる生体技術である「改造」は、どこまでが生化学でどこからが機械的補完なのか、それぞれのアプローチの仕方で異なるようです。キカイダーは全面的なアンドロイドですが、ハカイダーは脳髄とその維持システムが生体である改造人間。とすると、脳だけ生のままならたいていの場合サイボーグになるのでしょうけれど、ショッカーが作り出すのは「改造人間」です。そう綴られたら、機械的補完領域は極めて小さくしてほしいじゃないですか。
改造人間の容姿はそのモチーフに取り入れられた生物によって驚くほど変化しています。彼らの特殊能力は別として、およそ考えられるだけのバリエーションを産み出せながらも、素体(時々人間じゃないこともありますが)からヒト型との融合改造を行うにあたり、基礎部分の統一は図られているような気がします。
それが骨格や生体組織強化策で、これらは遺伝子レベルの改造の第一段階。次にモチーフ生物との融合となる第二段階での改変があるのかもしれません。とある「財団」では三段階に分類していました。これと、必要に応じた機械補完機構の大小によって、各改造人間の仕様が具体化していると仮定します。
ヒト・バッタ融合型改造人間の場合、解釈が諸説ありますが、強化された身体に防護服と仮面を取りつけることで外見の変化が果たされ、体内において「タイフーン」から入力された風力が何ものかに変換され更なる身体強化と瞬発力や持久力を発揮させる。と、これも諸説の一つとして掲げてみます。
前編で否定した「反応炉」タイプは、おそらく超小型であろうともそれほどの大エネルギーを必要としないし、運用コストを考えても現実的でないとすれば、変換された風力エネルギーを電気的に使用し、アドレナリンやセロトニンなど体内、脳内の多数の分泌物生成と循環を促し制御する「ドーピング」タイプであった方が、ショッカーの内情的には首領も納得するのではないでしょうか。
このドーピングを高度に制御できるタイプは、変身とその解除を繰り返せる能力も要求されるため、外骨格防護服(これをどうやって出現させ装備、排除するかは別の問題)と仮面を利用した方が、特に脳髄への悪影響を留められるのかもしれません。脳改造はショッカー首領の操り人形になるという枷とともに、ドーピングをスムースに進める効能を持っているのでしょう。その必要のない幹部格以下のコマンド改造人間には、変身能力自体が与えられていないか、装備されていても繰り返し使用すれば身を滅ぼす限界があると思われます。
本郷猛、一文字隼人とも、脳改造直前にショッカーを脱出できており、脳髄へのドーピング指令が十分に行きわたっていたのかどうかは、この仮説の疑問点です。ただし身体改造の側ではそれらの循環系強化が済んでいるため、変身に伴う脳髄や神経系への刺激は強制的に発生するでしょうから、極めて不快か激痛を誘発するのではないか。細胞配列を変化させ「別の生物融合体」にまで容姿を変えずに済む分、強靭な精神力によってこれらの壁を乗り越えているのだろうと考えてみます。
クマツヅラ科の常緑性多年草である「イワダレソウ」は、日本原産と言われ伊豆半島や南西諸島の海岸地に自生している地被植物。「クラピア」と呼ばれます。地球全土には約200種が存在するそうですが、そのうちの「イワダレソウ」の変種とされる「ヒメイワダレソウ」は外来であり、環境省の被害防止特定外来種リストの重点対策外来種として「生態系を変えてしまうので植えてはならない」とされています。「ヒメイワダレソウ」の別名は「リッピア」或いは「リピア」。
しかしですよ。
「ヒメイワダレソウ」が「イワダレソウ」の変種だとするならば、「イワダレソウ」の種は何者なのか。外来種に対する和種という構図を短絡的に当てはめると、「イワダレソウ」は地球種に相当するとも言い換えられます。同一文明ではなかったとしても、「ヒメイワダレソウ」はなんらかの変異を遂げた種の一人なのではないでしょうか。
誠実、絆といった花言葉を持ちながら、なんという皮肉な名前が、神永新二と邂逅した外星人に与えられていたものです。