20年前、神栖市の海岸にて、BLUEらすかるの隣に先代らすかるが並んでいるような、現実にはあり得ない風景を見せてもらったことがあります。
この場所はつくばーど®の「Sレイド」をスタートさせたところでもあり、仕掛けた方がびっくりさせられるほどたくさんの挑戦者が訪ねてくれた海岸です。このTA11Wもその1台で、前夜から走り通して青森県からやってきたエスクードでした。
屋根に取り付けてあるキャリアは、先代らすかるから移植したもの。宅配便で送ったのが、まさしく2005年のBLUEらすかるの就航日だったのですが、このユーザーももかさんは翌年に始めたSレイドにトライし、現車を見せに来てくれたことで、夢のようなコンビネーションが実現しました。
その後、今度は先代らすかるの車体色とBLUEらすかるの基本形をミックスしたТD51Wのヘリーハンセン・リミテッドと「その手があったか!」というエスクードと出会っていくのですが、Maroさんはアルミホイールまでコーディネートを合わせる念の入り様。しかもBLUEらすかるの同型車であるТD61Wもお父さん用に所有している、そんなのとても敵いませんわ、なユーザーさんです。沢山のエスクード乗りとの邂逅は、それらすべてが夢を形にしてもらえたひと時なのです。