冬越しの為に、新月サンの部屋にいるデンドロ2号様 昨年の冬は取り込むタイミングがバッチリだったらしく タップリと花を咲かせておりまする。 (しくじると全部新芽になってしまうので) ・・・1号様も花咲いたけど、5輪だけ・・・ まあ、咲いてくれたのだから良しとしましょう。
謎の改造人間 前編
世界征服の尖兵として製造されながら、悪の秘密結社から逃れてこれと対峙し、大自然の使者として戦いを始めたヒト・バッタ融合型改造人間。人呼んで「仮面ライダー」は、一般概念では風をエネルギー源として腰部中央のタイフーンから取り入れ、胸部から腹部にかけて配置されたコンバーターラングで変換したのち、腰部右側のエナジーコンバータに蓄積して体内に循環させるシステムを有しています。しかしこれとは別に、体内の超小型原子炉も稼働しエネルギーとするのが基本設定。
昔、マンガ家の長谷川裕一さんが執筆したSF世界を独自の視点で解釈する読本で、長谷川さん自身は「あれほど小型の風車ダイナモで取り入れられる風力エネルギーはたいしたエネルギー源にならない」と述べていました。そう思いますが、風力エネルギーはおそらく改造人間体の活動源を起動させる程度で、少量でもどうにかなるのでしょう。
それが超小型原子炉というパラドックスを産み出すのですが、原子炉で何を取り出すのかと言ったら、核分裂による熱エネルギーか、それを介した発電ということになり、70年代はそれでよかった(全然良くない)かもしれないけれど、もうこの時点で「何が大自然の使者か!」と否定的な見方しかできなくなるのです。
サイクロン同様、そんなものはショッカーのはったりに過ぎず、というよりショッカー科学陣の技術はもっと進んでいて、省エネルギーかつ超パワーを捻出する別の仕組みが組み込まれているのではないかと邪推するわけです。
熱エネルギーと発電を超小型の反応炉で実現するとなれば、それは通常の原子力発電でやっているプルトニウム方式ではなく、モノポール方式ではないのか? モノポールとは30年代に英国の物理学者ディラックが仮説化した、磁気双極子に対する「N極のみ、およびS極のみを持つ磁石、磁気単極子」のことで、陽子の10^16倍もありながら、微生物と同じくらいの質量であるところが特徴です。
大統一理論の壁に対して、SF設定の組み合わせを駆使すれば、モノポールの陽子崩壊触媒作用としてモノポールを振動させ燃料を崩壊させて発生する熱をMHDや熱電対によって電力に変換するシステムが成立します。
あくまでそれが存在する前提と、山本弘さんのSF小説「サイバーナイト」の設定を借りてくるならば、これを用いた反応炉はモノポール1個を、水を封入した魔法瓶サイズの器で充分と言われています。魔法瓶サイズをもうちょっと小型化できれば、改造人間の体内に埋め込むことは不可能でなくなります。もちろんモノポールが完璧なクリーンエネルギー源であるわけではなく、反応時に放射線を発生させることが別問題として残ります。
しかしです。僕はモノポール反応炉による改造人間の稼働という仮説は、自ら否定します。仮にショッカーがそれだけの科学力を有しているなら、改造人間に仕込むなんてあほな発想していないで、モノポール発電所を多数建造して、エネルギー産業に進出してしまえば経済的に世界を牛耳れるからです。
それ書いとかないと後編に行けないし(笑)
ヤマタノオジロを迎撃
そして無事に天ぷら。
Team WESTWIN Warriors#172
ちょっと前のこととなりますが、熊本県阿蘇山麓で行われたレンタル四駆耐久レースに、ウエストウインも常連チームとして参加しておりました。この耐久はパジェロジュニアを主催者から借り受けるワンメークレースですが、当然ウエストウインは常連にしてほぼ上位陣という強豪です。その作戦は序盤でトップに躍り出、中盤これをキープし、後半でぶっちぎりという若手・ロートル・若手の順序での出走。ロートルというのはもちろん、島社長です。
「いえね、これがツボにはまって、第一ヒートは文句なしの1位でゴールしたんですよ。ところが提供車両のうちの1台が故障してしまい、第二ヒートではチームひとつがレースに出られなくなるトラブルが生じたんです」
島社長によると、このような場合、くじ引きであたりを引き当てたチームが強制リタイアとなるルールなのだそうです。まあ公平と言えば公平ですが、恨みっこなしのくじ引きで、これを引き当てちゃうというウエストウイン(笑・・・・っちゃ悪いな)
「まったくねー、完全ぶっちぎりで優勝かっさらって、うちの強さをアピールしてくるつもりだったんですが、当たりくじが判明した瞬間、会場全体が歓声に包まれたですよ」
以上、強いだけでなく笑いもとれるチームでした。
ところでつい先ほど島監督と対話したのですが、今度の日曜日(15日)がTDA第2戦で、
YouTuberトイマンチーズの企画でネット配信されるそうです。
視聴方法がわかったら、ここに書き足します。
忘れた頃のわらしべ長者
笹団子
「(妙高では)笹がよく採れるので笹団子とか笹を包装に使ったものが多いです」
と、ふっじいさんが説明してくれているように、クマザサなどの抗菌・殺菌効果は昔から知られていて、妙高の笹簔寿司をはじめ、よく見かける笹団子の名前の由来になるほどポピュラーな包装素材に笹が使われています。笹団子は東北赴任の頃、山形や福島でもよく購入しました。
今回の北陸行きで、やはり旧新井の街なかで笹団子を買い求めたのですが、東北では何の疑問もなく食っていた「粒あん」に対して、「こし餡」を見つけました。今までこし餡の存在に気付かなかっただけでしょうけれど、笹団子でこし餡は新鮮だったのです。
「戦前以前にはあまり無かったんじゃないでしょうか。小豆を中身だけ使うというのは昔なら贅沢品だったでしょうから」
売り場の人に教えていただきましたが、餡子づくりの段階でも粒とこしではやり方が異なるとか。双方、丁寧な作り込みによって製造されたのち、蓬餅に封入され、三枚の笹でくるまれます。しかし写真を撮り忘れており、10個入りの蒸かしたてを買ったのにいつの間にか1個しか残っておらず、それも中身を撮らずに食ってしまいました。








