ツバメさんあちこちで見かけるようになりました。 写真の右側のツバメさん、尾羽が結構長いけど モテモテ?? (一説には尾羽が長いオスの方がモテるとか・・・)
エスクードですが、ようやく10万キロを達成しました!
その10万キロの節目に選んだ場所は大昔私がサーフィンをやっていた頃よく行っていた海岸沿いの道路ですが、その頃と景観が変わっており、撮影時にうまく構図が取れませんでした。
エスクード奥の芝が傾斜がついているせいもありますが、せめてガードパイプがなければもう少し海が見えていたと思います。
カメラの位置も盛り土している少し高い場所から撮影したのですが、なにせ15mほど離れておりまして子どもを交えてのセルフタイマー撮影が大変でした(汗)
こうやって家族連れて車の撮影に行くことはなかったので、子どもがジッとしていられない時期の大変さがよく分かりました。
次回は娘がもう少し言うことを聞くようになっていればいいのですが・・・
ん?!その時は息子が言うことを聞かない時期かぁ~(笑)
Cyber‐Kさんから素敵な便りが届きました。やー、四半世紀前の自分を思い出します。うちは娘らが動き回るということは、少なくとも撮影のときには無かったので楽でしたが、Kさんはこれを撮るために三脚と立ち位置を何度も往復したそうです。グランドエスクード時代に比べて、四国の海岸線は来るべき巨大地震と津波災害に備えての様変わりですが、いつかの将来、風がやんだら沖まで、親子で漕ぎ出す日が訪れるのかもしれません。
風薫る(4月だけど)
ローレンツとワイズとスピルバーグに怒られそうな話
なにやら霰が大学時代の友達に「ウエスト・サイド・ストーリー観て!」と大きく奨められているのを端で見ていて(インターネット回線での対話)、あれは「ウエスト・サイド物語」ではなかったのか? まーどっちでも同じだけどと思っていたら、
「ウエスト・サイド・ストーリーってそんなにすごい映画なの?」
と聞かれたので、悪乗りするとーちゃんでした。
「1950年代のニューヨークのウエストサイドという街は、マンハッタンの移民居住区で、コミュニティを守るために自警し合う中から対立抗争が絶えず、他民族に対して他民族の自警団はギャングにも等しかった」
「ふむふむ」
「あるとき、その抗争で不可抗力から、あるグループの若者が敵対グループのリーダーを刺し殺してしまう事件が起きた」
「ほうほう」
「殺人者となってしまった若者は、逃亡の途中黒ずくめの男達に逃亡の幇助を受けた」
「それでそれで」
「彼は男達に拉致され、黒い幽霊団の研究所でサイボーグ手術を施される」
「・・・いやそれは、いくらスピルバーグだからって」
「うそじゃねーもんっ」
父娘の馬鹿会話はさておき、「ウエスト・サイド物語」はアーサー・ローレンツによって脚本が起こされ1957年に上演されたミュージカル。これを映画化したのがロバート・ワイズの1961年の同タイトルで、最近のスティーブン・スピルバーグ作「ウエスト・サイド・ストーリー」は、意外にもまだ二度目の映画化です。
石ノ森章太郎さんがサイボーグ009の誕生編に描いた002編は、ページ数の関係からウエストサイド物語の悲恋もの部分はオミットされ、いきなり決闘に至るのですが、ジェット・リンクの名前もこの物語から由来しているのは有名なお話です。
61年というと、石ノ森さんは夏から取材旅行で海外へ出ている。映画のアメリカ公開が10月で日本へは12月に入ってきた映画です。64年にはミュージカルも日本で上演されているので、石ノ森さんは帰国後にこの映画か舞台かを観ていたのでしょう。その接点がなかったら、002は野球選手とかボクサーとかの設定になっていたかもしれない。
クロさんちのクロちゃんがクロちゃんだけ居た
謎の立花レーシング 後編
諸説紛々の解釈がなされてきた「立花レーシングのエンブレム」は、東映側の小道具さんが現場で即興でデザインされた・・・という現実をさておき、赤いRの文字は果たして「Rider」を意味しているのか「racing」なのか。それ以上にオートバイを模したと思われるけれどそこに昆虫的意匠を取り入れ、同時に悪魔的な印象さえ与える異形性が描き込まれている、いろいろ曲解したがりたくなるデザインです。もちろん秀逸の図柄というのは間違いありません。
そしたらなんということか、庵野秀明さんによるシン・仮面ライダーにおいては、リデザインされたこのエンブレムが、ショッカーのパーソナルマークの一つとして紹介されているではありませんか。Rについての解釈はどうなるのよ? そればかりかリデザインされたオートバイ部分の、より悪魔的で昆虫意匠を強めたマークは、他の蜘蛛、蝙蝠、蜂などより高級感?を持ち、しかも2色刷り(笑)という差別化が図られています。これ、たまたまショッカーマーキングと同列にしただけ?
しかしこのデザイン。昔から言われていることですが、どう見ても「蝗もしくは飛蝗型改造人間」のそれじゃない。楕円で垂れ目に仕立てた仮面の意匠と短絡的に結び付けてはならないのかもしれませんが、これは贔屓目に見ても天牛(カミキリムシって打ったらこういう字になった)の顔立ちでしょう。そしたらねえ、カミキリキッドの立場ってものがと、余計なことを考えてしまうのですが、両者の顔を比較してみていかがでしょう。どっちかといえば・・・です。
紆余曲折ありすぎなエンブレムですが、ショッカー(ゲルショッカー)側がちゃっかりと利用している事例があります。ショッカーライダーが乗っていたサイクロンには、偽ライダーという作戦上、「仮面ライダーに化ける」必要性から、サイクロン自体をそっくりに仕立て上げてのことです。この場合、ライダーという容姿と性能は、もともとショッカー側に様々な権利や特許があるんですけども・・・新型のサイクロンは立花レーシング謹製ですから。
それよりも悪辣なのは、裏表を持ちながらも最初からショッカーの尖兵として暗躍した「仮面ライダー3号」のトライサイクロンに、カラーリングやマーキングともども、立花レーシングのエンブレムを掲げていることです。誰だこんな仕上げにしたショッカーの裏方は! 好意的に解釈するなら、これらは人々を騙す策略というよりも、ショッカーの自由にはならないという3号こと黒井響一郎の決意を彼が自ら施したものなのかと解釈します。














