真冬日ですが乾燥した良い天気です。仕事は休みでしたが朝一で用事がありそれを済ませて基地へ戻る途中、出勤途中の霙とすれ違うの図です。
手を振るどころかアイコンタクトもしてくれませんよ。
というか、晴天なんだからフィガロ使えよ
全く動かしていないわけでもなく、車体のコーティングなんかに出かけたようですが、過保護すぎるのもどうかと思うなあ。
東京と館山(の手前まで)が高速道路でつながって久しいですが、外房はまだまだ遠いです。これまでよく日帰りで仕事に出ていたよなあと自分に感心しつつ、今回は勝浦と鴨川で仕事をして、和田町経由で館山の老舗旅館泊です。宿泊費が二食付きでも安いことから、僕のような出張と長期滞在のビジネスマンで満室ですが、予約のタイミングが良かったためか風呂、トイレ付きの部屋に案内してもらえました。あー、暖房いらねーほど暖かいぜ外房。
宿泊した幸田旅館は創業百十年だそうで、老舗であることは間違いない、普通の和風旅館。改築された今の建物も相当な年期の入りようです。館山なんてリゾート観光の街だから泊ると高いという先入観があったので、選択肢が広がりましたが、向こう一か月予約いっぱいだとか。コロナ禍でなかったら舟形の大浴場でのんびりしたかったけれど、内風呂につかって晩飯に臨みます。翌日は築九十八年という木造の女学校を見学に参ります。
家内の誕生日にお祝いをするにあたって、馴染みの洋菓子屋にケーキをオーダーしようとしたら、前日が定休日で当日は工房での臨時製造日によるお休みだと。昨年も霰と僕の誕生日にこれがかぶってました。さあたいへんだってことで、出張に出た南房総で笑かしできそうな和菓子を発見し、購入。サザエの殻を模した最中と、クジラをモチーフにした茶まんですが、厚生労働大臣が認定する菓子製造技能士一級の和菓子職人によるものだそうで、木更津以南には一人しかいないとか。
しかしそれだけでいいのか?という疑問を拭いきれず、館山まで(いや宿泊地でしたので)走って翌朝、開店と同時に数量限定のピーナッツプディングを買い求めるため、館山港近くの民宿までダッシュです(先に食ってるし)。これで一安心だというところへ、公休日だった霙から連絡が入り「お母さんのバースデーケーキ、頼んでおいたのを受け取ってきました。隠しときます」と。すると霰からも「オードブル買っておくよー」と。マジですか?なんて気の利く娘たちだ。
だけど行き場を失ったこのお菓子をどうすりゃいいんだ?(前倒しで茶菓子に成り下がりましたよ)