いつもはゴールデンウイークに苗買いに行って植えるンですが。
Jフルは土日休みなので、近くのホームセンターで購入。
・・・だってこっちのホームセンター、ゴールデンウイーク臨休なんですもの。
さて。ゴールデンウイーク何しよう・・・
まあやらなきゃいけない事は色々あるんですけどね。たびにボロボロにされて継ぎはぎだらけの襖紙の貼り直しとか、経年劣化で裂けてきた網戸の張替えとか。
人と会わないと仕事にならないって書いたばかりですが、そのフェイズが完了すればいくらでも引きこもれるのが僕の仕事で、これをよくよく分析すると一番集中力を高められるのは家人が寝静まる夜中から明け方にかけてです。日中のオフィスはノイズだらけになりますし、家人ではなく他人が同居するからこれは不可能で、しかも2時間以上を費やして鉄道で都内へ出ていき帰ってくることを考えたら、日中の机仕事はばからしくなってやってられない。
しかしそうなると、俺は日中さぼっていることになってしまうのか? という強迫観念にもかられるのです(うそ、毛ほども思っていない)。端末を持ち歩ける時代、よほどの山奥にでもいなければ連絡など容易。机(座席)にいない奴が何をしているかわからない先入観だけで測られてはたまりません。だから人と会わなければ云々にもつながるのだけれど、僕の場合、そのよほどの山奥にも行くのでいろいろ困ったことも起こります。
そういえば2月のこと、久々にケータイの圏外というのを体験して、3時間ほど行方不明になっていたらしいです。これがそのよほどの山奥どころか、ちょっと走れば舞浜のリゾートゾーンという浦安市の工業団地内でした。どういうわけか基地局が撤去されているところで、IP電話を設置しないと連絡の取れない事務所にお邪魔していたのです。
そこの仕事を終えて移動するぜと事務所に電話を入れようとして気が付いたのですが、この間、留守電着信とメール着信がものすごいことになっていた。で、このゾーンを脱出してからひとつずつ連絡し直すも場所が場所なだけに、誰も信じてくれない(笑)
いま、全都道府県緊急事態宣言のさなか、「東京への通勤は極力自粛してね」などと簡単におっしゃる県知事の言のもと、ま~日ごろの行いが悪いから在宅仕事のどれ程を理解してもらっているのかなあと思いながら集中力を引き出す日々。ウイルスの脅威は東日本大震災の頃とは異なるリスクで迫ってくるのですが、あの当時の単身赴任の作戦室を思えば、確かに気分は楽なのです(これ、気楽、なんて書くとまた誤解される)
ウルトラ警備隊は地球防衛軍極東支部の精鋭部隊。極東基地勤務300名の隊員のうちわずか5名という、どういう難関を越えないと任官されないのよ? と思わせるほどの精鋭中の精鋭です。が、いとも簡単に6人目を、しかも素性の知れない風来坊を雇ってしまう場当たりな司令部の指揮下にあります。一時期、これはМ78星雲の恒天観測員340号が防衛軍内にとどまるために首脳陣を集団催眠にでもかけたのかと考えかけましたがそれじゃあ侵略だよと。
だから340号は司令官、参謀には素性と共に星間戦争の実態を解き、正体は明かさずモロボシダンとして警備隊の末席に滞在することを交渉し了承を得たのでしょう。これは軍でも第一級の機密事項となったはずですが、軍内でどこまで情報が開示されていたかには興味があります。おそらくキリヤマ・カオル隊長まではこの機密を知ることとなっていたと考えるのが妥当で、隊長もまた知らぬふりを命じられていたものの、時折つい、言葉尻などで漏洩しかけたりしていた節があります。
史上最大の侵略時には、ダンの素性を知った隊員たちの狼狽に合わせていたけれど、「明日を捜せ」「人間牧場」「月世界の戦慄」では、うっかりな言動がないわけでもない。特に危なかったのは「零下140度の対決」において、エンストしたポインターからのダンの連絡を受け、あっさりとポインターを放棄し基地へ戻れと指示したことです。このとき、極東基地は周囲半径2キロ程度がポール星人の攻撃を受け、外気温が零下112度というすさまじい環境となっていました。
にもかかわらず、クルマを棄てて歩いて帰って来いと。冷静沈着のようで、かなり迂闊なことを口にしてしまっているのですが、運よく誰もそのことに気づかないうちに地下原子炉から基地へ電力を供給している基幹ケーブルを破壊され、基地自体が極超低温の危機にさらされてしまいます。極東基地はこれ以前にも侵略者の侵入を許していますが、この事件はおそらく基地開闢以来、初の大惨事だったと思われます。
放棄か籠城かの選択を迫られ、一時は撤退を指示しながらも復旧を遂げ反撃に転じることはできました。しかしポール星人が侵略を諦めるまで、誰も彼も「いなかった人のことなど気にしている余裕も無かった」状態ですし、隊長がダンの素性を知っていても、まさか無敵の超人が寒さに弱いとは思いもしなかったのでしょう。キリヤマさんが無能だとは決して思っていません。むしろ彼だからこその人望で、精鋭部隊は成り立っていたのです。ウルトラ警備隊って、大変な仕事なんだねえ。
「閃光のハサウェイ」って小説は、あの当時にガンダムシリーズものとして読んだ後味がとても悪い物語でした。機動戦士ガンダムが、単なる子供向けのロボットアニメじゃないのよ、という主張は散々聞かされわかっているつもりでも、主人公が反体制派のプロパガンダであってもかまわないとしても、やっぱりガンダムに乗り込む人物が、戦争(それ自体嫌なんだけれど)と無縁の場所で要人暗殺の急先鋒となる。ってプロットに納得できるわけがないのです。
マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアは、ネオジオン紛争時にいろいろと呵責をため込んだんでしょう。その屈折から暗殺者へと身を投じていくプロセスは、ちょっと小物ぶりが鼻につくし、小物ゆえに最後の最後は撃墜され投獄され処刑される、という扱い。それがすごく厭で、あの当時、従弟に頼まれてオリジナルのガンダム小説を書いたときに、Zガンダムの際にはフラウ・コバヤシのおなかにいた子供を男の子と決めつけ、この子が14歳になった宇宙世紀を舞台に、「戦争はやらず、宇宙災害と対峙するガンダム」を書き出したことがあります。
これがちょうど、閃光の~の半年くらい前の時代設定でした。
僕は素人だしガンダムの関係者でもない、いわゆる「俺ガンダム」を書きかけただけなんですが、俺ガンダムならばこそ、絶対に閃光の~よりも面白い。なんでかといえば、「逆襲のシャア」で人々が英雄を失った疲弊の時代に、なんでまたハサウェイのような陰鬱なやつを見せつけられなければならないのか。てな思いで、世のため人のためのガンダムを、独り立ちしようとする少年を、大人はいかにして見守るのかというテーマで書こうとしたからです。
書きかけのまま何十年も経っちゃいましたけど(ネットの海には、書きかけのパートがまだ漂っています)、まあ外野が遠吠えしても完成してなきゃケンカにもなりません。悔しいから、このガンダム映画は絶対に観ません。