17年前の6月27日、ゴジラが日本に上陸し、これを迎え撃つはずだったG-FORCEのメカゴジラがいろいろ不都合が重なって返り討ちに逢うという事態が生じました(生じたんだよ)
このドラマにおいて、主役の一人である青木一馬を演じた髙嶋政宏さんは、出てくるなり対ゴジラ兵器になるはずだったガルーダの格納庫からG-FORCEへの転属を命じられ、スズキエスクードに乗って転勤先へ移動するのです。
青木一馬ってどんな人だったのかを調べようと思いWikipediaに行ってみたらば、
青木 一馬(あおき かずま)
本編の主人公。国連G対策センターのロボット技師
中略
プロフィールには、かつてスーパーX2の開発にも携わっていた経歴も記載されている。愛車はエスクード・ノマド。
愛車はエスクード・ノマド。
どこがだっっっ
そのくせ、登場兵器・メカニックの欄には「スズキ・エクスード、75式130mm自走多連装ロケット弾発射機、CH-47 チヌーク、BK117A-4」と、実在ものとして正しく書かれているんですけどね。














というわけにもいかないだろうから、ちょとこじつけると、この改造人間が登場したのが第19話で、彼以前の改造人間では唯一、トカゲロンを除いてほぼ、上半身とマスクに造形を集中させ腰から下はアクションをしやすいようタイツ地をベースにあっさりと仕上げていて、その後もおおむねこのコスト縮減方式によって敵方の造形が進みます。予算が無い中での創意工夫と、デザインイメージを再現する努力は、カニバブラーに限ったことではないのですが、この当時の怪人に人間をいじった雰囲気と怪奇性をうまく醸し出していました。そのあたりが、二重三重の仕掛けに通じると思います。