そういやーオリンピックが延期になったこともすっかり忘れてましたが、海の日が強制的に今週の後半に移されてオリンピック開会式当日との連休になったことも忘れてましたよ。するとなんですか、この忙しいときに今週後半四日も使い物にならんの? というか新型コロナウイルスの第二派拡散を警戒してテレワーク体制確定ってことか!
つくづく我が国のリーダーとやらは読みが甘いし詰めも甘いよ。
この状態は「霧」です。タープを張れば、いやビーチパラソルがあれば十分屋外煮炊きはできます(ブルーシートとはさすがに言えない場所柄)
が、ETOWA KASAMAの管理者からは「雨なので夕食と明日の朝食は管理棟で」と宣告されてしまいました。もー、やわなんだからーっ。と、グランピングに来ている人間が言えた話じゃありませんが。
そんなわけで、デッキテラスで野生動物と戦いながら過ごすはずだった常陸牛と地元産野菜のどうしたこうしたな料理は見本のような配膳とはならず、かつての管理棟・・・今はメインキャビンと呼ばれています・・・の二階にあったミーティングルームが食堂となり、そこへ通されました。バーベキューサイトの洗い場は「アウトドア・バー」となり、午後八時に開店しています。うーん、飲むなとは言わないけど、地の利に疎い客は下山を考えたら飲まない方が吉。
料理は、これでダメだったらいったい何をしに来たんだと笑われかねない。二十年にわたってこの地でカレーライスを出し物にし続けてきた我々を押しのけたんだから、まずいはずがありません。ちくしょー、ずっとカレーを作ってくれたSIDEKICKさんに合わす顔がねーよ。というくらい、晩餐は申し分ないです。そしてなんと、つくばーどサイトを見てくれたとは思いませんが、シェフが「コース料理以外にカレーライスを出したいね」と提案されたとか。
オプションメニューの中に「常陸牛の牛すじミニカレー」がラインナップされています。もう天狗の森のロッジでは開催できないであろうカレー対決を、サイドオーダーの形で継承してくれました(まあ余計にSIDEKICKさんに申し訳なくなったんだけど)。このカレーライス、子供の味覚に合わせた、いわゆる給食のカレーの辛さです。まさしくつくばーどin岩間のカレーです。スタッフはどなたも気さくで親切。しまった、辛口の感想をもう書けないじゃないか(笑)
テント内は、空調に冷蔵庫にスマートスピーカーまであり、ここまでしなくてもとつい思ってしまうけれど、グランピングサイトだからむしろベーシックな方です。だけど稜線上のサイトなので、天候が急変して嵐になったらすっ飛ぶかもしれないなあ。
こうしてやわなアウトドア遊びの夜は更けていくのでした。あ、野生動物ですが、猪を警戒していたら、現れたのは「ネコ」二匹。
事の起こりは昨年夏に予約していた「2020年新年会」の会場が、管理者側から一方的に解約されてしまった事件に始まります。それ以前、エスクードのミーティング風景を香港からの取材メディアが撮影していったあたりが予兆だったのですが、まあ要するに、天狗の森スカイロッジは無くなってしまったのです。代わって本日オープンするのが「ETOWA KASAMA」。ゴージャスになっちゃいました。宿泊価格もたまげる領域。
スカイロッジの何が良かったかって、大型キャビンの収容能力です。あれだって近隣のサイトと比べたらべらぼうに高かったけれど、人数割りすればどうにかなってきた。しかしなんという運命か、インバウンドねらいで高級化し一棟で12人泊まれたキャパシティを半分に減らされ、諭吉さん二桁という価格帯に吊り上げられては、どうにも手が出せません。加えてこの新型コロナウイルス問題の渦中に大人数宿泊なんて時代の趨勢にも合わなくなってしまった。
はてさてそういう世の中にオープンする新施設なわけですが、こんなんでやっていけるんだろうかとかなり心配。向こう一か月は茨城県民以外は予約を認めないし、宿泊者全員が県民じゃないとだめ、という徹底ぶりはほんとにできるのか? とも思います。
とりあえず俺、県民なので、人生初グランピング(難民キャンプの時代が懐かしい)とやらを娘らと試してきます。20年前から使わせてもらってきた場所でしたがたぶん、もう、つくばーどの行事でここを使うことは困難ですから、最後の夕暮れと晩餐となるでしょう。
「GoToキャンペーン」以前に、インバウンド狙いで立ち上げられた観光庁(うちのパソコンの知能は「官公庁」と変換したよ)の在り方自体が国力の衰えを感じさせたものですが、それのおかげで外来観光客が増えて経済が上向きになったように見えて、新型コロナウイルスにかかわらず「こんなに旅の恥をかき捨てる外国人にあふれた観光地なんかに行きたくねー」と思わされてきたのです。事実、キャンペーン開始について全国自治体トップの意見はまちまちです。
その外来観光客は、入国規制によって相当数締め出されたとも言われているけれど、ウイルス感染拡大は感染者数という客観的事実がありながら、解除してしまった緊急事態宣言を再度うつ決断ができないのはどういうことなのか。よくよくいろんなものを「無かったことに」してしまえる国柄だわ。
大衆の声は困惑よりも反対ムード。丸投げしている専門家の意見でブレーキはかかるも、東京都発着を除外してでもゴーサインを出そうとする。観光庁にそれほど体面を守らねばならない権威などあるのだろうか。まーそんなことより、手元で停滞したり溜まったりの仕事は誰も肩代わりしてくれねー。
国産名車コレクションのエスクード・ノマドの車体色が、実際の濃紺よりも明るいと感じた人は多いと思われます。それはもう許容範囲内で生温かく見てあげるしかないのですが、現物なんかこんなでしたから、色味なんて場所も含めて曇天で撮るか晴天で撮るかで大分変ってしまいます。ノマド登場時の濃緑色であったダーククラッシックジェイドパールも、日が当たっているとかなり緑を強く反射していました。うちで乗っていたG‐リミテッドノマドも、曇天だと黒になってしまうことも。
それに輪をかけて、写真の二台を見比べ、ダークブルーメタリックはどっち? と問いかけたら、どっちを指さしますか? エスクードに限ったことではなく、車の車体色としてカタログに記されているネーミングは、かっこよくも難解です。単に白といっても、それこそ三原色それぞれを加味した様々な白があるわけですし。
マミポコさんのエスクードとBLUEらすかるは同じ車体色でマイアミブルーメタリックⅡと呼ばれますが、この「Ⅱ」が未だに何を示すのかわからない。ツートンカラーだからか? でもそのツートンの青でない部分は、マミポコさんのはマーキュリーシルバーメタリック、BLUEらすかるはキーンゴールドメタリックと使い分けられており、少なくともツートンの色子弟ではなさそう。でもってマーキュリーシルバーとかキーンゴールドって、なんですかその色彩?って重ねて言いたくなっちゃう。
それを差し引いても、写真のコンバーチブルは、今だったらグレーイッシュミディアムブルーとか言われるんでしょうか。実際に見ると「DIC 2397」が近いはずなのですが。でも88年にエスクードがデビューした時、この色は単純にダークブルーメタリック。隣の93年式ノマドはディープブルーパール。いつから複雑かっこいいネーミングが始まったんだ? と思い出してみると、89年1月の初の限定モデル、G‐リミテッドのファンタジーブラック/ミディアムグレーメタリック2トーン(なんだこの長さは)で、カタログモデルだと・・・あ、デビュー時のスペリアホワイトがスズキ定番とはいえ、既にもうその域ですね。
DX超合金からVF‐1Sのロイ・フォッカースペシャルがリリースされるということで。またまた先の劇場版一条機塗り替え版なんて、と思ったら今回はテレビ版になぞって細部のデザインをちょこちょこと変更するなどの良心はあるようです。と言いながら、挿絵がなぜVF‐4Gなのかって? 僕の中ではバルキリーを超越して美しい機体だから、こっちがあればもういいのだよという負け惜しみです。だからさ、DX超合金レベルで出てきてほしいのです。
VF‐4Gも可変戦闘機ですがバルキリーではない。ライトニングⅢという機体名称があります。マスの集中としてバルキリーはどのモードでも完成されていて、非の打ち所がないのですが、だからこそライトニングⅢの三胴式機体構成が斬新なのです。しかもこの機体は漫画やゲームを除けば、アニメ動画としては「フラッシュバック2012」にしか実機が出てこない。ただ、ガウォークまではいいんだけれど、バトロイドモードはもうちょっと何とかならんのかと思います。
ところで「フラッシュバック2012」では、一条輝はこれに乗って移民船メガロード01とともに宇宙へ旅立っていくようにも見えますからたぶん大団円なんですけど、リン・ミンメイが喪服を着ているシーンもある。劇場版以前に出版されたマクロス本には、輝は新型機のテスト中に墜落し殉職という年表があったと記憶しています。その記述の新型機って、VF‐4というかYF‐4だったんでしょうね。