涼しくなってきたので、どちらともなく
「・・・おでん食べたくない?」と言い出し
何種類かがパックになっているおでん種と各々好きな具材を追加した結果。
最初に煮始めた鍋(右側のルク)からはみ出しましたわ(笑)
仕方ないので巾着と竹輪を移動。
・・・で、これ何日掛けて食べるン?
「宝島」の再?放送が本日から始まるというときに、件のDVDブックの方を視聴し終わったんですよ。そしたら、本編の後日談にあたるショートムービーが収録されていました。
いやー・・・これはいかん。最終回とその一話前の約五十分で、ほぼ四十年ぶりに拳を握り締める思いをしたその直後、これがしらっと流れてしまうのはなんともいかん・・・
時系列的には最終回放送から十三年も経って作られた後日談だったからこその「夕凪と呼ばれた男」の感傷だったんですよ。もっとも、その頃のLD‐BOXが高価で買えなかったから、この特典が入っていることに指をくわえていたわけですが。
「エンジンのオーバーヒートが急に始まって、どうしても直らない。いよいよ潮時のようです」
先日、itoさんからの電話を受けて、彼のエスクードが廃車の方向で手続きに入ることを知らされました。大げさなことを言うけれど、エスクード史上二番目に積算走行距離で50万キロを越えたのが、itoさんの97年式TD51Wでした。
現在はプラス7000キロほど距離が出ているそうでが、本日の時点でマラソンクラスで現役個体第二番目の60万キロを誇るエスクード。そして新車登録時からワンオーナーで走り続けてきた個体です。
なんといっても僕の先代らすかるでは太刀打ちできなかったし、BLUEらすかるの一番の僚友でありライバル。残念ですが人車一体の偉業を讃えながら見送ることになります。
しかし原因がガスケットだというのがなんとも。
いや・・・それ直せるでしょう?
とは申し上げたのですが、最近のディーラーは諦めが早すぎる。かくしてitoさんは華麗なる転身に向かっております。
ココスがドラえもんとのコラボ契約を解約してしばらくしたら、今度はあらいぐまラスカルとタッグを組んだのです。キッズメニューとスイーツの一部にのみ、マグネット人形(これがもろに後頭部に磁石を付けているひどい造形)がおまけでついてくる。しかも五種類なんだけれどパッケージに入っているから何が出てくるかわからない・・・
それ以前に、家族で総当たりしても四個しか手に入れられない。そのうえ大人はラスカルのしっぽパフェか、そのミニサイズしかオーダーできない。むむむ・・・これは運を天に任せてもダブってくる可能性は避けられない。
運ばれてきたミニパフェのうち二つが、すでに飾りつけでダブりを発生させてましたよ。
これで最低あと二個、後日ミニパフェ(フルサイズなんてボリュームありすぎで食えません)を頼まねばならなくなりました。いやほらそこはコンプリートさせるのは常識ですから(そうなのか?)
でも、再戦の覚悟を決めたところへ店員さんの恐ろしい一言が。
え???
本日、TDA2019年シリーズの最終戦が行われます。今シーズンはウエストウインの常勝に歯止めをかけられる転機でもありましたが、振り返ってみるとそれだけ、様々なドライバーが頭角を現し、また意外な車種が表彰台に乗ってくるなど、レースとしては奥行きが出たと言えるでしょう。一方で、恋の浦の施設全体が外資に土地買収され、リゾート計画が取り沙汰されるという危機感の2年目も過ぎていきます。
「いろいろあるんですが立ち止まってもいられません。来季の開催はなんとかゴーサインを出せそうなので、レギュレーションの見直しなども含めて進めていきます」
チーム監督と主催者陣を兼ねる島さんや、レースに参加して実際に走り、走った人たちから意見を聞くなど参加者たちの一体感のあるTDAは、地方都市ならではの育ち方をしています。
来季の展望をするには少し早いので、川添君と少し対話した中からピックアップすると、
「やってやれないことはないんですけど、ごっちゃんの走りは僕には合わない。だから彼のスタイルには憧れる分、僕のやり方で打ち負かそうと」
川添君と後藤君のドライビングスタイルは、何度も紹介しているように、端的に言えばグリップで攻める前者とドリフトで攻める後者です。このスタイルがどうやって確立したかといえば、川添君は免許をとってからずっとFFに乗っていて、後藤君は日常FFでレースがFRという生い立ちなのだそうです。
「ギャラリーを見ていると、どうしたって派手なドリフトの車に声援が行きますよね。そりゃあうらやましいです。でも一方で、TDAの勝ち抜きにはどこで攻めて、退くかの対戦相手との駆け引きがあります。あれ? 川添がなんでこのカードを選んだ? という線引きを見てもらうと、別の面白さがあるとわかってもらえます」
そのコツについては、川添戦略なのでここには書けません。ただ、まさにTDAの醍醐味はそこにあって、誰が勝つかわからない面白さは、もっと醸成されるべきでしょうし、敗者復活戦をも駆使する川添君を軸に俯瞰で観戦するのは諸チームにとっても重要な情報源になるでしょう。
そして、なんだかんだで満身創痍のダブルエスクードを今後どうするのか。そこにも大きな問題があります。
が、川添君は
「いやー、まだあれ(TA52W)でやれることはあると思います。一番つらいのは資金難チーム(笑)なことですけど、ハイパワーでワークス並みのやつで労せず走るのは、うちのスタイルじゃないですよね」
そんな頼もしいことを言ってくれております。もちろんレースにシナリオはありませんから、最終戦のリポートがどうなるかはわかりませんが、我々は固唾を呑んで応援するのみです。
結果。川添選手のエスクードは終盤にデファレンシャルの破損でリタイア。他の参加車両も勢い余ってクラッシュや自損が相次ぎ、幾分混乱を極めた最終戦だったとのことです。一方で、ウエストウインと同じくらいの年月、パジェロロングで地道に戦績を重ねてきた中村隆さんが、リミテッドクラスではそのパジェロロングで好成績をあげ、アンフィニクラスに投入したパジェロiоで上位につくなど、なるほどと思わせる経過が入っております。
さて来年度、恋の浦でのシリーズがどうなっていくのかまだなんとも言えない状況。福岡発のダートトライアルがうまく存続できることを祈るばかりです。
まあねー、エスクードの25周年のときに尾上さんと二階堂さんの対談をやって、同じ話を既にwebでは掲載してしまっているので、レストアしたコンバーチブルの話(これも30周年でやっちゃってる)も混ぜて構成したんですが、今回、オーストラリアン・サファリだけに絞ったのに、「前編」だけでまだオーストラリアで車検受けなおしまでしか進みませんでした。
といってですね、「後編」で砂漠の爆走談義になるかというと、これ書いたやつ詐欺だろうと言われそうなほどあっさりとゴールしちゃいます。真新しいお話と言えば、なぜオーストラリアやダカールに出ることになったのか。そのきっかけの真相は、webの対談のときには出なかった。あとはレストアコンバチの今後の展望。これだけが後編のトピックです。なんだそんなことかよ、と叱られるかもしれない後編のために、まず前編を出しておかねばならないのです。
だから、一回でまとめられなかったのがもう痛恨の極み。
ほんとにすいません。でも、連載の一回目からずーっと、僕は原稿料をもらってませんので、それで勘弁してください(逃)
ただ、何処から切ってもジムニー親父の尾上茂さんと、これほどエスクードだけの話ができるということの証しをみていただくことって、きっと大事なことなのだと思います。本日リリースのスーパースージー115号に意味があるとすれば、それです。