トトロ似だと断定しちゃっていいかどうかはアレですが。いかがでしょ?
見えるか見えないかは主観
ヤマネコ冒険団のこと
毎週日曜日の「あ、安部礼司」と同様、土曜日というと「Suntory Saturday Waiting Bar “AVANTI”」を聴きながら移動するのが常でしたが、東日本大震災の後、2013年3月末にこの番組が終わり、4月6日から始まったのが『三菱自動車 ピートのふしぎなガレージ』。宇宙人(途中からエヌ博士と名乗る)と新一、素子、薫、アンドロイドのボッコ(後にマリアと改名)たちが雑学科学歴史の冒険に出かける番組で、今もメンバー交代や追加をしながら続いています。
2013年を振り返ると、震災復興のフェイズが各地で本格化し、年がら年中東北のあちこちを駆け回っていたので、ラジオは車内でも外でも必需品でした。駆け回りすぎて秋には椎間板ヘルニアで入院したけど病室でもラジオは救いでした。
この番組が始まるや否や、聞こえてくるノラ猫盗賊団やらヤマネコ冒険団ひとりひとりや、猫のピートという名前に、なんだこのSF古典こてんテイスト袋詰めな世界観はと、ひとりほくそ笑んだものです。そういえば、”AVANTI”や安部礼司の番組も、娘たちと東北旅行の際に第1回目を聴いているのです。東北では不思議な縁が多かったなあ。
でも、公募されているヤマネコ冒険団員には憧れるものの、エスクード乗りとしては入団希望は出せないのよ(笑)と思っていたらば・・・
今日の放送が最終回だってよ!!
季節の推移を示す七十二候が3月27日あたりで、ついでに3×9をさ・くらと読んだら解も27で語呂がいいじゃんと、日本さくらの会が「さくらの日」として制定したそうですが、その故事よりも「なにその日本さくらの会って?」の方が謎っぽいじゃありませんか。会のアピールによれば1964年東京オリンピックの折、日本の花である桜の愛護、保存、育成、普及等を目的に、衆議院議長を中心に超党派の国会議員有志により設立したという、やっぱりなんだか怪しい出自でした。
法定上の「国花」というものは日本には存在しておらず、象徴のように親しまれているのが桜と菊。要はほっといてもらったほうがありがたい風物。ただ、設立当時は高度経済成長の開発によって道路や河川などの国土整備事業に押された桜並木が各地で衰退の危機にあったとか。そこにこの会の活動規範があるそうです。それはそれはどうぞ励んでいただきたいと切り上げて、関東地方はもうあちこちでソメイヨシノが賑わっています。基地周辺も先週土曜日に一気に咲き始めました。
花見の話題も持ち出したい時期ですが、新型コロナウイルス問題がまだ横たわっているので、花見の名所に立ち入れないということもあるそうですから、別の意味でそっとしておかないといけないのかもしれません。ちなみに天狗の森の桜祭りも、中止が決定しています。しょーがない。ことしは半分、公式には告知しないで花見は天狗の森を通りすがってもらって、基地にて花より団子でおもてなしという方法をとりますか。問題はいつやるかですが・・・
たぶん全山満開のピークは明後日あたりなんですけど、明日から日曜日にかけて午前中が雨なんです!
来週の日曜日まで、寒の戻りも手伝ってくれるといいのですが。とりあえず4月5日、11時から16時くらいまで、お茶とお茶菓子用意してますので、お立ち寄りの際はご一報ください。
あ、勇者は29日昼からなら、曇りだけど来られてもいいですよ。ただし気温はせいぜい10℃前後の予報なので、毎年恒例の我慢大会になりそうですが(だから勇者扱い)。もっとも東京中心に、あちこちの知事が週末は外出するなと言い出してしまったなあ。4月5日までに落ち着いてくれればいいのですが、都市封鎖などやってもらいたくない話です。
オリンピックとパラリンピックが来年夏までの延期という予定調和な展開を見せ、しかしその発端となっている新型コロナウイルス問題に関してはあまり進展が感じられない雰囲気です。全世界がこの問題に対峙し解決を図り、再びオリンピックの元に集う。というシナリオを否定する必要は何もありませんが、東日本大震災から10年であるとか、世界同時多発テロから20年であるとか、仮面ライダー誕生から50年であるとか(いやそれはどうでもいい)
そういうおのおの大事なことを枕詞にした復興オリンピックというような祭り上げ方はやめといてほしい。それらのことはそれぞれに手厚く記憶にとどめる儀式なり行事としてあるべきで、オリンピックのために使われるものではない。こう言っちゃうと、震災やテロの記憶を風化させかねないと言われそうですが、逆にオリンピックに頼っちゃってていいの? とも考えたいわけです。
それ以前に、パンデミックの収束という目標に対して、オリンピックを引き合いに出すのもどうかしている。中止や延期による経済損失を無視するわけにもいきませんが、世界的危機の前に、オリンピックなんかどうだっていい話です。初動のボタンの掛け違いからこっち、それができなかったから、都知事が言うところの重大な局面にまでなだれ込んでしまった。
空飛ぶすーぱー・・・
とか言ってたら・・・
霰の新潟大もそうでしたが、霙も易々と(まあそんなことはなかったんでしょうけど、なんせ親たちは揃いもそろって「来んでもいい」と落とされましたから)門戸をくぐった茨城大学を、本日をもって卒業します。
校章に野いばらの葉を用いる同大学で何を学び取ってきたかは、来月以降の歩みにはあまり関係なさそうですが、何かしら役に立つでしょう。
葉脈を何処へどんな風に広げていくか。とっくに親の手助けなどいらなくなっていることを、親の方があとから気づかされるんですから、もう安堵してりゃいいのです。が、なんかねえ、こいつら二人して、わざわざいばらの道に踏み出してます。そのへんはさー、親の言うこと聞いてりゃよかったのに、です。





