まあはっきり言って30年前のポンコツ車は冷房能力ゼロになります。
ブロワーを最大にしたエアダクトから涼風は出ているんですよ。そう、涼風なんですよ。そんなんでは合皮の断熱効果なしの幌を通して蓄熱される車内には太刀打ちできないのです。そんなわけでまたもロックアイスを後頭部にあてております。こんな季節に車内にヒトやモノを置き去りにしちゃいけません。
芝刈りロボット!道の駅なみえに6台配置されているうちの2台が太陽光重電・蓄電池からのエネルギー供給だそうで、定時に独りで動き出して芝地の点検、刈り取りを行い、そのまま充電庫に戻るという働きを見せています。浪江町から南相馬市にかけて、国や福島県の震災復興としてロボットテストフィールドが整備されていることの、ひとつのプロモーションでしょうか。
それをまた、この暑い盛りに炎天下で面白がって見物している僕に対して、
「だって室内掃除ロボットが販売されている時代ですから、こんなのが在っても不思議はないです」
などと冷たい視線の部下。うるせーよ、昔は額に内蔵された極めて小さな太陽電池で戦う人造人間に陶酔したんだよ俺は!
と、思って、リニューアルされた国見パーキングエリア(上り)に滑り込んだのは、なんでまた今更宮城だ岩手だという仕事を押し付けられた帰り道のことです。
実に久しぶりで、ここで食えなくなった喜多方ラーメンとの再会を希望してのことです。見晴らしの良かったレストランは廃止され、眺望の効かないフードコート形式になっておりましたが、喜多方ラーメンは・・・ありました。
ただ、ヒトの味覚は十人十色なのでどうこう言うべきではないと理解しつつも、新生喜多方ラーメンは以前のものより汁の味が濃く、麺も硬めで僕の好みではなくなっていました。うーん・・・夏でも食っていたけれど、これから夏場は同じく復旧した稲庭うどんに逃げてしまおうか。
そもそも食いたかったら喜多方に行け、という話ですけどね。