なんだか恒例になりつつある基地の草払い(笑)
最初は22日にお伺いしようと思っていたんだけど、
天気予報とにらめっこして前倒し。
(だって、ずーっと傘マークから変わらないんだもん)
前日に道具をまとめておかなかったので大幅に遅刻
(滝汗)
いかんなー。
来年は前日に段取りしとこーっと(あるのかしら?)
二度めがあるとはこのとき考えもしませんでしたが、15年前の物差しで言えば、地球から月までの距離を走り切ることは、稀有壮大な話でした。ところがこの頃すでに、エスクードは587000キロという常軌を逸した記録を持っていたのです。
しかも、誰もその個体を見たことがない。唯一、当時その個体を面倒見ていた兵庫県の代理店社長だけがその証人でした。
誰も見たことがないなら、自分で証明するしかないと、月からの折り返しを始めたのが15年前の10月21日。残念ながら先代らすかるでは遂げることができませんでしたが、懲りずにもう一度月まで行って、このバッケンレコードも越えてきたことはご周知のとおりです。
もうね、さっさと大気圏突入したいんですけどね。最近のBLUEらすかるは昨年までと比べてなんとも距離が伸びないもので、年内の帰還はちょっと無理です。
妙高で富士山
だって他ならぬ食堂ニューミサの触れ込みが「誰が名付けたか富士山チャーハン」となっているんですから。
えっ、妙高山じゃないのか? と一瞬思ったけど、その妙高山は「越後富士」でした。
それで納得して食ったですよ。
しかし僕は、ふっじいさんに尋ねた折、みそラーメンを勧められていたのです。それを覆してしまうくらい茶目っ気のあるチャーハンだったのです。
それでもぬかりなく、霙がみそラーメンを注文しました。ニンニクがかなり効いていて、上越地産の白みそと玉ねぎとひき肉といった構成のそれは、好みで七味唐辛子を加えた方がいいかもしれない。
ニューミサは家族向け志向か、全体的にどの料理も甘め。このあたりはみそラーメンを単純に比較できないでしょうけれど、たちばなのとんそばやとん汁ラーメンの方が馴染みかなあと思って会計の折・・・
あるのかよとん汁ラーメンっ
宮城県や福島県で氾濫が起きた阿武隈川などは、今年が河川改修着手から100年目という節目でした。100年絶え間なく堤防を作り川床を広げ深くしてきても、たった一度の台風で大きな傷痕を刻まされる。国土強靭化計画なんてまだ始まって4年目でしかなく、人々の記憶も含めて、災害への備えも対策も道のりは遠い。
台風なんて年内、あと何回か来るかもしれないし、間違いなく来年以降も来る。インフラやライフラインの作り方と維持の仕方は、もうやり方をドラスティックに変えていかなければ同じ被害の繰り返しは避けられないのですが、それこそ道筋が見えてきません。
地方で采配を振っている国の若い指揮官たち何人かと、昨年だったら直接訪ねて行ったけれど今は電話で覗うしかなくて、彼らと話をさせていただいて、苦労していることを痛感しました。でも彼らの部下も苦労に身を投じ、最前線の人々はもっと大変な思いをしている。復旧を待つ被災者たちはそれをも上回る辛い日々を過ごしている。それはあの震災の時に僕も経験したからよくわかる。
じゃあお前は何してんだよ。と問われると、昨年までの自分と今の自分が、彼岸と此岸の大きな違いの立ち位置にいることを知っただけです。
他人の念仏で極楽詣り

これは昔の方ね
ま、仏の顔も三度などと言います。でもこれをやるってことは、またぞろ七章構成とかにしたら尺の問題で「永遠に」が取り込まれること必至だし、その先には「Ⅲ」が待ち受けている。するとまさかの「完結編」・・・で、性懲りもなく「復活編」
命の尊厳をなんだと思ってんのか知りませんが、罰が当たらなけりゃいいけどね。へぼでも当たるカードであることは保証されてます。
・・・どっちの仕業?
ありそうで無かった視点
写真家の山崎エリナさんと初めてお目にかかったのは東北在住最後の夏の始まりの頃。福島市に拠点を置くトンネル工事の専門企業、寿建設の森崎社長に招かれ、同社の工事現場を撮り続けた写真展をたずねたときのことでした。短期間ながら350人の来場者が、福島市という距離感の会場を訪れたそうです。このあと何度かの展示会を経て、ことしの4月にその写真集が出版され、八重洲ブックセンターでは瞬間最大風速のように数日間、売り上げランキングの1位を獲得したとか。
写真集の評価は、国が進める国土強靱化対策にも合致し、今年のインフラメンテナンス大賞の優秀賞を受賞しました。橋やトンネルなどのインフラ老朽化は災害を引き起こす。故に手間と時間をかけてメンテナンスかそれ以上のことをしなくてはならない。けれども、インフラメンテナンスってどんなことをするの? というクエスチョンこそ一般市民の「これまでのリアクション」だったはず。
工事現場の、働く姿をつぶさにとらえた山崎さんの写真と、これを企画した森崎社長の視点は、まさに現場と、現場の向こう側にいる人々を貫通させたということになるのです。
で、書き忘れるところでしたが山崎さんの写真展「インフラメンテナンス ~日本列島365日、安全・安心の守り人~」が本日から新宿のリコーイメージングスクエアで開幕するので、ちょっと抜け出して明日かあさって、行ってこようと思います。





