前からラベルが気になっていたワイン購入。
だって〝黒猫〟なんですもの。
普段飲んでるワインより、ちょっとだけお高めなので買った事なかったんだけど・・・「記念日だからいーじゃない」とばかりに赤・白購入。
(うーん安上がりだ(笑))
美味しかったにゃん♪
53年前の4月23日、本邦初の可変戦闘機(ロケット)が登場し、録画という術を持たなかった少年は、今で言えば「ぶさかっこいい」宇宙ロケット戦闘機がロボット形態に移行するプロセスを目に焼き付け、ノートに写し取っていました。
ペガサスという神話の「天を駆ける翼を持つ馬」を知るのも、この宇宙ロケット可変戦闘機ロボがきっかけでした。
しかしペガサスの待機モードは人型とは異なり、ついでにユーモラスの方が勝っていました。画期的なギミックと言えば、戦闘機状態でも両腕をせり出し相対速度を合わせてモノを掴む。飛行機に腕が生えるというシーンは、ペガサスが単なる宇宙ロケット可変戦闘機ではないことを雄弁に物語っていました。これが特撮のマグマ大使よりわずかに早く、変形するメカニックとして、それこそ少年の心をわし掴みにしたのです。
河森正治さんなども、おそらくその一人だったのではないでしょうか。ペガサスから16年後、戦闘機に手足を生やした中間形態も含めた2足歩行ロボットへの可変ギミックが、動画の上で実現します。
これはあらためて驚いたのですが、レインボー戦隊ロビンがかなり昔のアニメーションと思っていたのに、超時空要塞マクロスまでわずか16年だったのです。
この間、ロボットアニメは合体や変形の試みを幾度も続けてきました。マジンガーZもパイルダーが合体し、ジェットスクランダーが後付けされる。ゲッターロボや鋼鉄ジーグのような、いちいち説明を求めるなという事例もありますが、機動戦士ガンダムのV作戦でさえ、可変戦闘機を核に形態の異なるロボ(モビルスーツ)を生み出すフォーマットを基礎としています。合体においては2機以上35体(わかる人にはわかる)までいろいろあります。とりあえずここでは変形に絞りますが。
バルキリーが誕生するや否や、他所ではレギオス・トレッドといった、方式の異なる3段可変戦闘機ロボが現れ、モビルスーツにすらZガンダムを産み落とす道筋をつけ、オートバイでもAFVでもタンクでもヘリコプターでも電車でもロボになってしまう(クルマやオートバイの変形はバルキリーよりも古いですが)。昭和に開花し平成でデジタル、CG技術も取り込まれ、よりリアルな映像に昇華したこれらが、令和の時代ではどう変化するのか、だんだん目が追いつかなくなりそう・・・
乗り越しはあまりにも不毛なので、帰路の列車では本でも読んでいようと、何年ぶりかで持ち出しました。いやはや、昭和六十二年、六十三年ものですよ。MTXの50に乗っていた頃で、そのうえバリバリのジムニー至上主義な頃だわ。
この2冊は連作といえば連作で、何作も読んできたオートバイ小説の中でも推しの2冊なのです。さらにティーンエイジャー向けに書かれたべつの2冊があり、それぞれ独立していながら4冊目ですべてつながるという仕掛けもあります。
ただ、文庫本ですから、ページ数に限界がある。歯切れの良い文体も手伝って、おそらく「エンジェルズ・ウェイ」の方は利根川を渡るころには読み終わっていそう。で、どこかで寝こけてしまい、またもやどこかの駅で上りを待つ間に「アンダーストーブの別れ」を読み始める・・・
眞野屋からの帰路、蔵王エコーラインはどんなかなと聞いてみたら開通が26日だと。おまけに数日前に山麓でも積雪40センチの雪が降っていたと教えられ、そりゃ単独では太刀打ちできなんと半分以上諦め、でもよせばいいのに行けそうなところまで様子を見に行っちゃうわけです。
BLUEらすかるは既に冬装備を外してしまいましたから、ほんとに無茶はできません。地元の人々が山菜取りに来ている程度の、何処とは書けない山に偵察です。
言わずもがな、東北の林道は4月ではまだ安全には走れません。鎖を張られて立ち入れないところも多くなりました。入っちゃならないところにはそもそも入れないし、解放されたルートでも「何かあったら自己責任」では済まないこともあるのです。
様子見でもありますから、もうさっさと退却の判断です。春の芽吹きは連休中に始まる感じ? 遅い昼飯を食いに山を下ります。