新月サンが大大大好きな茗荷。
梅雨の間の日照不足で、やっと今年初。
まあ・・・植え替えしなかったり何だりで出て来なかった理由は他にもありそうだけど。
チビっこいの一つだけだったので、冷奴の薬味に。
臭くて苦くて買ってきたのより茗荷らしい味がしました。
今でもつくばーどの新年会は米二升を炊いていますが、昔は二升炊きできる炊飯器がありませんでした。この頃屋外でどうやってそれだけ炊飯していたかは書いても面白くないので飛ばしますが、2004年夏の天狗の森は、グランドエスクードを含めた二代目エスクードが大勢参加されたところがエポックでした。今思えば、この頃すでに三代目のディティールはかなり正確な話題として取り沙汰されてもいました。実際、翌年の夏には早くも3台の三代目がツーリングに参加しています。
後にグランドエスクードに特化したミーティングを開催し、このグランド4台を上回れるかというどきどきな展開もめぐってくるのですが、ともかく重厚極まるグランドエスクードが勢ぞろいし、ショート、ロングも併せて二代目エスクードが参加者の三分の一に上ったことは、人気不人気の噂話を凌駕し、市場におけるエスクードの安定感が感じられていた時代です。それを考えると、2005年から現在に至るまで、三代目エスクードが牙城を維持していることも、ブランドとしての息の長さを物語っているのでしょう。そしたらマルチスズキでは「XL6」とかいうMPVを市場投入するとか。かつてのXL7とは異なる出自で、3列シートが復活するようです。
天狗の森のつくばーどはカレーライス。という献立も今もって揺るがないのですが、このときはSIDEKICKさんが浜名湖から鰻の白焼きを生で調達してきてくれて、贅沢な昼飯になっていました。が、白焼きが炙られている間にカレーライスで二升と半のご飯が食いつくされてしまった。嬉しい番狂わせでした。
何を昔語りしているんだと言われれば、なんですが、まあ暑いじゃないですか。
誰か暑気払いやろうって言わないの? 明後日立秋だけどさ、23日(処暑)あたりまではやっても笑われない行事だし、その頃から涼しくなるとは到底思えない夏です。もっとも暑気払いやってて熱中症でぶっ倒れては元も子もないのですが・・・
写真をいただいていないので、BLUEらすかるの距離計の記録を流用していますが、これはうちのエスクードの話ではありません。97年式TD51W、銀色のヘリーハンセン・リミテッドにお乗りの、itoさんのお話です。
もう10年以上前に、このエスクードの存在を知っていました。その当時だったら、僕のエスクードなどまだまだ最長不倒距離には程遠く、itoさんこそが歴代第二位、現役個体だったら文字通りバッケンレコード保持者でした。
そりゃもう「負けてらんねー」(←おばか)の一心で彼を追い越し、今だったらBLUEらすかるの方が先を走っていますけど、50万キロという偉業に到達したのはitoさんの方が早かった。
そのヘリーハンセン・リミテッドが6月、我々にとっては伝説上のノマドが持つ587000キロを乗り越え、60万キロに達していたことを、先日当人から電話で伺い、我がことのように喜んでおります。
モノコックだったら問題ですが、フレームの上にボディがのっかっているんですから、そりゃ軋みますよ。それでも極めて好調だとのことです。このまま地球帰還コースを淡々と走り続けてほしいです。現時点の走行距離こそBLUEらすかるが勝っていますが、itoさんのエスクードは「ボイジャー1号」に匹敵する存在なのです。
この連絡を受けた翌日、山形在住のしろくまさんからも、彼が走らせているTD01Wが507000キロを越えたとエスクードマイレッジに投稿がありました。しろくまさんのエスクードは、現在5基目のG16Aを積んでおり、このエンジンはAMGさんから提供されたものです。450000キロ台で4基目がブローし、それ以前のエンジンも型の異なるG16Aを強引に組み付けECUが合わない状態でしたが、今回は相性が良い組み合わせを得られたようです。
507000キロ。越えられるか越えられないかという伝説の距離には、まだ80000キロもの道のりがあるわけですが、しろくまさんもひとたび走り出すとものすごい行程を征く人なので、なんとか乗り越えて行ってほしいと勝手に背中を押すのです。
そしてもう1台、TA01Wが440000キロ台でエンジンブロー。こちらの動向も心配ですが、皆さんの夏も熱ささ蔓延です。
河鹿沢温泉は、あくまでも山形県北部を流れる河鹿川両岸に所在する小さな温泉町です。そこに暮らし働く若者がそのようにモノローグしているのだから、誰が何と言おうと「太平洋側には無い」のです。
ここ数週間、久しぶりに河鹿沢温泉を検索してこのブログにやって来る人が増えているので、まさかなーと思って(先月の28日に)本屋に行ったら、なんと吉田秋生さん、「詩歌川百景」という新連載を掲載しているではありませんか。
え、詩歌川(うたがわ)? それは河鹿川のほど近くにある別の流れで、土地の人でも河鹿川の支流だと勘違いしている交差しない川のこと。「海街diary」最終回あとの番外編で語られていたはずですが、それを次の物語に持ってくるとは。
そんなわけですから、今後は河鹿沢温泉や温泉宿「あづまや」の輪郭が、今まで以上に具体的に描かれていくことになります。既に見知らぬ山の名前が出てきたり、子供らの川遊びがなんとなく郡上八幡ぽかったり(岸辺の岩とか橋から飛び込むなんてのはどこでもある風景だけど、今度の場合、実景の方の橋から飛んだら確実に命にかかわります)、あづまやの館内や温泉の描写もあります。しかしなにより冒頭、街を見下ろす風景が見開きで登場するので、
と、あらためて解釈を主張します。間違ってもインスタ映えするかもしれないしと、大挙して出かけて行ったりしないでいただきたい。
だけどねー、話を漫画に戻しますけど・・・また吉田さんの漫画を読めるのは楽しみなんだけれど、やおらお客も含めて20人からの登場人物をごそっと出して状況と相関説明をされてしまうと、いささか興ざめの上、それらの人物がまだ描き込まれていないから魅力的でない。「すず」の義弟である「和樹」が、海街番外編ではまっすぐな青年に育っていたのがほっとしていたのですが、和樹がこの物語をどうけん引していくのか、いろいろ心配です。
あの番外編は「海街」最終回から10年後だった。海街そのものがずっと昔の「ラヴァーズ・キス」に寄り添った時代だったけれど・・・
「詩歌川百景」は、いったいいつの物語になるんだ?
でも食いついてしまったのだ。
そして・・・使うことができない・・・
それでですね。割箸どころではなくなっているらしいウルトラの業界ですが、庵野秀明=企画・脚本なので「庵野がウルトラ作る」は間違いではありませんよ。でも「樋口真嗣=監督」なんだわこのカード。
紫色の人型決戦兵器よりも前に、この二人で「M78星雲の宇宙人」は、アトランティスの祖先的な扱いでやっちゃってますし、どう切りつけても癖が立ちすぎるコンビネーションですから、賛否の激論からムーブメントが広がっていきそうな気がしますが、庵野さんが云々という部分が独り歩きするのもどうかなと思います。ここで樋口組に期待するのは、昨今の正当版のウルトラの作り方に対して、「あ、特撮ってこうだったよね」といった部分を観られるか否かなのではないかと僕は考えています。だからといって、またぞろ引き合いに出されている実相寺昭雄さんの作り方がそれだというわけじゃありません。あれだって切り口の一つでしょう。
いろいろな人々が危惧しているのは、裂け気味の口元や異様な吊り眼で猫背のウルトラマン、というイメージ造形ではないかと。僕も嫌ですそういうのは。しかもクリーチャー気味なウルトラは「ULTRAMAN」が先鞭をつけているので、今さら二番煎じはやっていただきたくない。そうすると、案外、まっとうな作り方でウルトラマンを描くべきなのだろうと・・・外野が感じてももう遅いよねえ。
いろいろと紛らわしいのですが、空飛ブウサギにご厄介になり15年になります。で、たまたまつくばーどin妙高高原(10月開催)は16回めになるのです。
お知らせの内容はこちら。参加連絡は雷蔵までメールを入れてください。15年前、宿の軒先に置かれていたのがハードトップの中期モデル。しかしこの頃の「全国ペンションガイド」に掲載されていた軒先の車はメルセデスのステーションワゴンでした。
インターネットも使い始めてはいましたが、なんせ通信速度が遅くて田舎のアナログ回線では使い物にならず、宿泊地はガイドブックに頼って、子供を連れた条件でリーズナブルなところを探していました。だから、ウサギを見つけたのはエスクードがあったからではなく、行き先にマッチしていて良さげな諸条件だったから。
さすがに15年を待たずにウサギのエスクードは退役し、ここにエスクードが並ぶのは年に一度の妙高ツーリングのときだけとなりましたが、東北ではこういう縁を作れなかったけれど、上越の縁はありがたくも続いております。
そんなわけで昨日、開催告知をしました。こぞってのご参加をお待ちしております。