オジロ強化策の一環として、教授さんから霰に贈られた金色の武装品。
白と黒の記念日
株式会社HEADGEARが制定し日本記念日協会が認定したことで、本年から8月10日が公式に「パトレイバーの日」となりました。機動警察パトレイバーも誕生30年という記念イヤーなので、このようなムーブメントが起きているようです(8と10でパト、なんだったらパトレンジャーもパトストライカーもパトリック・タンベイもみんな記念日だよなあ。まさしく言った者勝ちの世界)
あとからあとから申請され制定が認定される記念日ですから、8月10日は
道の日、宿の日、健康ハートの日、焼き鳥の日、帽子の日、パレットの日、バトンの日、バイトルの日、バリ取りの日と賑やかなもんです。
AV98式からパトレイバーと呼ばれる特殊車両のカラーリングは白と黒にコーディネートされていますが、白と黒と言えば、「彼」もこの日が誕生日で、2015年に記念日制定されています。
70万キロ到達前のこと、坊主に近くなったリアタイヤが、この暑さで一部溶け出しました(写真を撮ろうと思ったらそこがさらに踏みつけられて平らにならされていた)。これは危険だということで、リアもデューラーAT001に換装。ちょっと値上がりしてましたよ。長らく愛用してきたAT694とは、背負っているスペアを除いてさよならです。スタッドレス期間を除いて8万キロは使ったでしょうか。可もなく不可もないブリヂストンのなかでも、平均点に良いタイヤでした。
既に2万キロほど走ってしまった勘定の、フロント側の001ですが、このところ四駆に入れる時間も少なかったので、案外減っていません。しかしいずれフロントも新調して一本はスペアに回すことになるでしょう。四輪とも同一銘柄となり、リアが新品で、リアサスもガタの出ていたところを手直ししたので、乗り心地は実に快適になっています。001は悪く言えば極めて乗用種向け的な味わいですが、それでもまだオールテレーンとしての性能は残しています。
しかし今後、225の70扁平で16インチなんてサイズが生き残ってくれるのかどうかが心配。これって三代目エスクードがあってこそのサイズでしたし、三代目ユーザーはどちらかというとジオランダー贔屓だったからなあ。これ以上大きくすると駆動系への負荷も無視できないレベルになるのです。だからといって、もはや標準規格になんて戻れませんしね(笑)。せめて3年くらいは消耗しないでほしいけど、走らせぬわけにはいかないのが宿命・・・
そうそう、先日の70万キロのメーター写真をみて、「つい7万キロと勘違いしてしまった」「一瞬、700000kmに見えなかった」と何人かから言われてしまいました。古いエスクードじゃないですから・・・・いや十分に古いけどね、初代の3型みたいにオドメータは五桁ではないのです。
でもなんとなくわかったさ。ここまでやっちゃうと逆に誰の関心も得ない。
暑すぎたという事か?
あくまでジムニーの歴史館です が
尾上茂さんが長年の構想として進めていたジムニー歴史館がオープンしたそうで、しかもこれは尾上さんの個人宅別邸だという、道楽もここまでできたらなんて羨ましい話だと思いっきり失礼なことを言っちゃうわけです。さすがにホープスターON4WDは正規のオーナーから貸与されたものだけれど、全国どこへ行っても歴代ジムニー全種がそろっているガレージなんか存在しないでしょう。
まだ現地にお邪魔していないのでどうなっているかは定かでありませんが、館内のどこかにあのエスクードコンバーチブルも並べる、というのが尾上さんの談でした。もっともそのお話、建物着工前に、レストアされたクルマたちを拝見しながら聞いたのが昨年3月のこと。その後、調達されたジムニーが予定以上の台数になったらしいので、本当に展示してもらえたかどうかは・・・知るのが怖いのでどなたかリポートしてください(笑)
ま、あくまでもジムニー歴史館だからさ。置いてなくても自然だ。
Team WESTWIN Warriors#122
5日、福井県のオートパーク今庄で開催された新しいダートトライアルJ‐ONE第2戦に、後藤誠司くんがエスクードでエントリーし、50台ものハイパワージムニーと一戦交えましたが、コースのデータも無くぶっつけ本番の参戦ですから、勝てるはずがありません。彼は地元のTDAにおいて、J‐ONE主催者が遠征してきたジムニーに負けていたため、そのままでは終わらせられない一心だったのですが、意地と気合だけではどうにもならないこともあるのです。
結果は5位。このポジションをどう見るかはいずれまた。
「うちのエスクードではストレートの最高速度は時速130キロがいいところですが、ファイナルビーストのジムニーはプラス20キロはでていますね。我々が経験する最も硬い路面というか、コースの一部は舗装されているし、際立って速かったクルマがラリータイヤでした」
島監督の感想です。少なくとも次回はタイヤを合わせて行かなくてはならないと。フロント側にLSDも組み込みたいところです。
「後藤君のコーナリングは相変わらずキレてます。それについてはアゥエーながら注目の的でした。エスクードがこんなに速いとは、どんなエンジン積んでいるのかと。いやいや、相変わらずノーマルのJ20Aなんですが、その辺の質問攻めです」
これは何となく想像できることですが、後藤くんと同じ領域のコーナリングをワイド系といえどジムニーでやったなら、一発ですっ飛ぶでしょう。彼の大胆なコーナーワークは、意外なほどに緻密で繊細なコントロールと、エスクードならではのトレッドでできる芸当なのです。
事実、このレースにはもう一台、別チームから同型のエスクードが参加していましたが、序盤にエスクード対決というカードが引き当てられた結果は、相手が乗りこなせていなかったということです。
「ハイパワーチューンのジムニー勢に、現状の仕上がりであれだけ肉迫できたのだから、負けは負けでも拾うものが沢山ありました。そりゃ悔しいでしょうけど、後藤君の中に、まだエスクードでやらねばならない目標ができたのではないでしょうか」
そろそろエスクード自体の限界も考えなくてはと思っていたのに、厄介な目標を見出してしまったものです。それはそれでありがたいのですけどね。それについては後藤くん自身がこう言っております。
「TDAでも気がつけば僕の車が一番の古株になってしまったんです。ここまで苦楽を一緒に走ってきたら、今さら他に乗りたいやつなんかありませんよ。今回は余所の風にあたりたかったし、勉強させてもらえたレースでした」
全車両53台、うちエスクード2台。のこる1台は軽トラックだったとのことですが、主催者のショップがらみとはいえほぼジムニーレース。JXCDが無くなってしまい、九州ではパジェロジュニアのワンメーク耐久レースというのも始まりましたが(ちなみに島さんと高田さんなどが4人体制で出まして準優勝だった)、こうなるとTDAの手弁当というか手作り感のあるレースの方が魅力を感じます。
後藤くん、上位4台を追いかけることになるけど、やっぱり追われるよりそっちの方が闘志が湧くよね。しかし「あの娘」がテンロクのショートとか与えられて後藤くんが追い回されることも想定のうちですからね。





