Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

巨災対の平穏な日々

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ある食堂で見かけたその背中は、項垂れているようでもあり「巨災対」の存在を無言でアピールしているようでもあり、一年前に首都圏で起きた惨状が忘れ去られた今、しかし「それは一時凍結されているだけなのです」と危機感を訴え続けているようでもあります。

巨大不明生物特設災害対策本部。首を斜めに降らないはみ出し者の愚連隊だが、各省庁生え抜きのプロ集団。おそらく当時の生還者なのでしょう。

あの惨状で、彼らの約半数は殉職しているので、ここでこうして後ろ姿に出会うというのは貴重な出来事だったかもしれません。当時、このようなチーム内配布の服飾品というものは政府内では見当たらなかったので、事案の一応の終息後、本部長采配のねぎらいか何かで配られたのだろうと、勝手に想像しながら僕は席を立つのでした。

背中が背負ったものの重さは、首都圏在住でない僕には汲み取れないけれど、願わくばその人生に大きな狂いが生じていないことを祈るばかりです。

ダートの試走

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デューラーAT001(フロントのみ)での妙高行きは、仙台往復を除いて総走行距離約850キロ。ダートはこのうちわずかなものでしたが、SUV味付けの良し悪しを片鱗だけでも体感できました。良し悪しなんて不遜な物言いで、そこまでハードな要求もしないわけですから、SUVのとらえ方がオンロード寄りにどんどん傾いていても、乗り心地がいいならそれでいいじゃないかと思います。

接地面積がほんのわずかに上がった(わずか3ミリですが)ことで、どうのこうのという変化はありませんが、694のときにストレートでのハードブレーキングで左右にぶれることがあった挙動は、このタイヤでは抑えが効きます。今回はフラットダートしか走っていないけれど、路面の凹凸を拾っても跳ねにくいようです。感心したのは舗装路面で笹ヶ峰から杉野沢に下るワインディングのヘアピン連続のコーナーで、回頭性が向上していたこと。

だけど、耐摩耗性能が上がっていると言っても、距離を走ってしまえばそれが3年でも1年でもすり減ることからは逃れられません。こればかりは納得して使うしかないでしょう。それは四輪すべてに履かせてからの様子を見ていきます。それにしてもだんだん乗用車的なトレッドパターンになるよなあと思いながらも、サイドウォールの刻印がホワイトレターだというところがいかにもSUV的です。

 

つくばーどin妙高高原XⅣ

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例によって出かけている最中なので、リポートはあとで加筆しますが、妙高小谷線は予定通りに通過でき、乙見峠を越えて杉野沢に向かいました。小谷側はだいぶ舗装化が進みましたが、峠を越えていくという林道ツーリングの醍醐味は色あせていないでしょう。乙見峠の気温は15℃。曇天はねえ、台風が来ているなか路面のコンディションも上々だったのですから文句は言えません。

おいたマンさんとふっじいさんは夕方から杉野沢で合流したのでここにはいませんが、今回の林道組は、遂に「初代がうちのだけ」という顔ぶれです。これも時代の流れだねえと思いながらも、時期の設定が悪かったかなーと反省。せめてDr.ワニの襲撃でもないかと期待しましたが現れず、です。定宿での宴会は、まあいつものごとしでご婦人方に呆れられながら深夜までにぎわいました。

ところで、今回初参加のmadcrowさんとにゃごさんを別の話として、初日午前中の集合時に、実は夕方から合流のはずのおいたマンさんが「いる」のです。

「えっ、そのスイフトRSで林道行くの?」

「見送りに来ただけだよーっ」

という対話がありました。北陸道から糸魚川経由で白馬まで回り込んできてくれました。ありがたいことです。が、やっぱり最短距離は妙高小谷線なんですよ。走って走れないことはなかったんだけど、連れて行ってたらエスクードの存在意義カタナシだったかも。

というわけでリポート

寄   港

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寄る年波の影響でBLUEらすかるのドアヒン部分にあるピンが歪んでしまい、ドアが開閉できなくなるという思わぬ故障で急きょ、ドック入りでした。夕方までには直るということでぷらすBLUEを(運転手付きで)持ち出し、わざと水戸市内に作った仕事をこなして(ずるいんだか生真面目なんだか)午後はフリーに。台風直前の清々しい天気でもあり、阿字ヶ浦の浜辺に出てみたら、遠望する常陸那珂の港に見覚えのある船体が見慣れない風景を作り出していました。

数日前に仙台に寄港していた飛鳥Ⅱではありませんか。クルーズ客船としては小ぶりながら、5万トンクラスは日本船籍の客船では最大級。それが基本的には工業港でコンテナ船やRО‐RО船が接岸する常陸那珂に「いる」という景色は、かなり不思議な印象です。

どうやら地元の招致に応えてスポット寄港しイベントに花を添えていたようです。このあと横浜に戻って日本一周クルージングに出向するというスケジュールだそうで、茨城には9時間の滞在でした。

そういえば阿字ヶ浦に到着したころ、洋上には就航したばかりの新造船「さんふらわあ さっぽろ」も大洗の埠頭目指して航行中でした。ドック入りしてるのはうちのクルマだけか(笑)

電動歯ブラシ。

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た・・・高い・・・

以前使っていた電動歯ブラシが電池の劣化でダメになり、間に合わせで安いの買ったら新月サンにぶーぶー言われました。
(磨きがあまくて、磨き残しありありなんだって)

で、(多分)ちゃんとしたのを購入。
さて使い心地はいかほど?

ニューモデル

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坊主のリアタイヤをだましだましスタッドレスへの換装まで持たせるつもりでしたが、仙台と妙高の往復、その復路に台風が追いかけてくるとか、最近の台風周辺の豪雨は半端ではないとか懸念材料が増えたので、もうしょうがないわと銘柄を変えました。2006年以来使ってきたデューラーA/T694に代わって新規格のデューラーA/T001。694よりも溝が浅いような気がしてサイズ表を見ると、やはり694の外径より1ミリ小さく、その反面、幅は3ミリ太くなっています。

摩耗寿命比較が11%向上、転がり抵抗18%低減という燃費対策材質・構造だそうですが、それって何か、止まりにくくなってるんじゃないだろうね(笑)

フロントに履かせてみた感触は、微妙なごつごつ感から来るノイズが聞こえてきますが、黙っていればわからないレベル。ちょっとタイトなコーナーでも腰砕けしません。あとはどのくらいの距離を走れるかですね。週末の林道での性能試験も楽しみです。

しかし今回、フロントにしか入れておりません。だってさー、694のうち2本はまだかなり溝が残ってるんですよ。スタッドレスを履くまでにあと10000キロくらいは走るだろうし、694はリアに回して使い切ることにしましたよ。だからリアに001を入れるのは来春です。フロントがその頃どのくらい摩滅しているか(といっても12月から3月末までは外してしまうので、大した変化はないでしょう)

 

 

来訪者。

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風のように去りぬ(笑)

和邇サンがダイオウグソクムシちゃんを連れて来て下さいましたわ。
予定が後へ後へとずれ込んだ新月サンは戻ってこられませんで。
「××のコンビニに居ります」とメールがきた数分後、颯爽と現れたSIDEKICK。あらビックリ!
のまちゃんは奥まったところに止めてあるので、並べられませんでしたが・・・

和邇サン、遠いところわざわざありがとうございました。
早速クラブにかぶせます。

ワニに寄り添うグソクちゃん

規格廃番

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言わずもがなパートタイム四駆であるTD61Wの通常運用はFR駆動ですから、タイヤのローテーションをやっていてもリアから摩滅が進行してしまいます。1カ月で5000キロ走っていますから、ローテーションを行う頻度が高すぎ、面倒くさがっていると・・・というか、いたもんですからこの有様です。

←リアタイヤ これは昨年フロントから移していた

←リアで新調し今年フロントに回していた二本はまだなんとか行けそうなのでこれでいいとしても、リアをこのままにして冬場に突入するのは恐ろしいからと、スタッドレスタイヤを発注しましたが、それを取り付けるのは車検の後の12月の予定。それまでに何かあっても嫌だし、最短で二本注文してから何日で取り寄せが効くかを、念のため行きつけのガソリンスタンド店長に調べてもらったのです。

ところがレスポンスの良い彼にしては連絡が来ないなあと思っていたら、

「雷蔵さん大変です。デューラーAT694のこのサイズ、カタログ落ちしてました!」

・・・は?

「225の70で16インチ、廃番です!」

・・・え゛っ?

「メーカー在庫を探してもらったんですが、それもゼロで・・・」

 

ま・・・またかよーっ

 

デューラーAT693のときもそうでしたよ。

いつか見たよ・・・

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浮腫んだワケではない。

ただし、見た事あるのはふぅの足だけど。
先週の土曜日に点滴されたちぃ。輸液が段々下りてきて、夜にはこんな有様。
まだ調子が戻らないので、昨日再び点滴。
今度は逆の足に輸液が下りてきて、さらにひどいことに(涙)
幸いその足を気にする様子もないので、吸収されるのを待つばかり。

あーあーあー・・・

百物語の幕 和邇さんの手記021

百物語の幕 和邇さんの手記021 はコメントを受け付けていません

どれくらいの時間、震えていたでしょう。
そのうち、私はあることに気がつきました。

停まっているはずのサイドキック1号が映っていません。その代わり同僚の白いプリウスが映っているのです。
慌てて外を見ると、定位置に1号はありました。

あ゛あ゛?

もう一度モニターの前に戻って、画面右下の日付を確かめると

外カメラの画面だけ二日前。しかも再生モード。

あ゛あ゛あ゛?

 

 

翌朝、出勤してきた一昨日の宿直者にことの次第を聞いてみたところ、

『あぁその日、誰か会社の敷地から出ていったよ、知らない顔だったよ。というので防犯カメラで確認したんです。どうも酔っぱらいみたいだったんですが、車庫内を点検しても異常なかったんで引き継ぎしませんでした。あれ?日付を戻しすぎちゃってましたか?え?再生も止めてなかった?そりゃスイマセン(笑)』

バカヤロー!こっちは死ぬほどビビったんだぞ!いたずらや車上狙いの可能性もあるんだから、きちんと報告しやがれ!

この件は数日の間に社内に知れわたり、
『和邇さんは実はビビりなんだぜ(爆)』
という評価が定着してしまいました。

防犯カメラやインターホンは、便利なんですけど怖いエピソードってありますよね。ウチの会社でも、ドライブレコーダーに写っちゃったことがありますもの。

私の周りは会社がらみの怖い話に事欠きませんです。またいつか機会がございましたら紹介します。

それでは、静かな夜をお過ごしください。おやすみなさいませ。

 

・・・実はこのオチのあとに、ほんとに恐ろしいことが書かれていたんですが、あれは掲載できないわ。

ってことで、忘年会に和邇さんを召喚して百物語させましょう。人生遡ったら三日分はしゃべれるそうです。