無事に荼毘に付しまして、たびの横にちぃ。
たびよりも一回り小さい骨壺でしたわ。
まぁ・・・体重半分以下だしねぇ・・・
左にちょこっと写っているお花は、友達がお別れしに持ってきてくれたものです。綺麗な葉っぱも入っていたのだけど、食おうとするヤツがいまして(笑)葉っぱだけ入れない部屋に隔離しました。
次回のスーパースージーにおけるエスクードのページには、狼駄さんがみたび登場するのですが、これが1997年のお話。いや待て、企画は面白いんだけど、僕が所有している写真で20年前の白狼が走っているシーンは、すべてオフロードコースじゃないですか。
旅をする、ましてや運転シーンなんて彼自身には絶対撮れないアングルだし、そもそもそんなシチュエーションの写真は無いよ。
というわけでここは代役を立てるしかないじゃん。
「えー、狼駄さんになるんですかー?」
などと困惑している割には髪の毛をアップして帽子で隠し、とーちゃんが20年くらい前に着ていたウインドブレーカーを羽織って、役作りをするわが娘。
ただ、要求されるシーンは夜なのです。
さて困った。手ぶれせずにストロボ発光させずに撮れるのかどうか。
どんな塩梅になっているかは、11月発売の同誌にて(笑)
ある食堂で見かけたその背中は、項垂れているようでもあり「巨災対」の存在を無言でアピールしているようでもあり、一年前に首都圏で起きた惨状が忘れ去られた今、しかし「それは一時凍結されているだけなのです」と危機感を訴え続けているようでもあります。
巨大不明生物特設災害対策本部。首を斜めに降らないはみ出し者の愚連隊だが、各省庁生え抜きのプロ集団。おそらく当時の生還者なのでしょう。
あの惨状で、彼らの約半数は殉職しているので、ここでこうして後ろ姿に出会うというのは貴重な出来事だったかもしれません。当時、このようなチーム内配布の服飾品というものは政府内では見当たらなかったので、事案の一応の終息後、本部長采配のねぎらいか何かで配られたのだろうと、勝手に想像しながら僕は席を立つのでした。
背中が背負ったものの重さは、首都圏在住でない僕には汲み取れないけれど、願わくばその人生に大きな狂いが生じていないことを祈るばかりです。
デューラーAT001(フロントのみ)での妙高行きは、仙台往復を除いて総走行距離約850キロ。ダートはこのうちわずかなものでしたが、SUV味付けの良し悪しを片鱗だけでも体感できました。良し悪しなんて不遜な物言いで、そこまでハードな要求もしないわけですから、SUVのとらえ方がオンロード寄りにどんどん傾いていても、乗り心地がいいならそれでいいじゃないかと思います。
接地面積がほんのわずかに上がった(わずか3ミリですが)ことで、どうのこうのという変化はありませんが、694のときにストレートでのハードブレーキングで左右にぶれることがあった挙動は、このタイヤでは抑えが効きます。今回はフラットダートしか走っていないけれど、路面の凹凸を拾っても跳ねにくいようです。感心したのは舗装路面で笹ヶ峰から杉野沢に下るワインディングのヘアピン連続のコーナーで、回頭性が向上していたこと。
だけど、耐摩耗性能が上がっていると言っても、距離を走ってしまえばそれが3年でも1年でもすり減ることからは逃れられません。こればかりは納得して使うしかないでしょう。それは四輪すべてに履かせてからの様子を見ていきます。それにしてもだんだん乗用車的なトレッドパターンになるよなあと思いながらも、サイドウォールの刻印がホワイトレターだというところがいかにもSUV的です。
つくばーどin妙高高原XⅣ
例によって出かけている最中なので、リポートはあとで加筆しますが、妙高小谷線は予定通りに通過でき、乙見峠を越えて杉野沢に向かいました。小谷側はだいぶ舗装化が進みましたが、峠を越えていくという林道ツーリングの醍醐味は色あせていないでしょう。乙見峠の気温は15℃。曇天はねえ、台風が来ているなか路面のコンディションも上々だったのですから文句は言えません。
おいたマンさんとふっじいさんは夕方から杉野沢で合流したのでここにはいませんが、今回の林道組は、遂に「初代がうちのだけ」という顔ぶれです。これも時代の流れだねえと思いながらも、時期の設定が悪かったかなーと反省。せめてDr.ワニの襲撃でもないかと期待しましたが現れず、です。定宿での宴会は、まあいつものごとしでご婦人方に呆れられながら深夜までにぎわいました。
ところで、今回初参加のmadcrowさんとにゃごさんを別の話として、初日午前中の集合時に、実は夕方から合流のはずのおいたマンさんが「いる」のです。
「えっ、そのスイフトRSで林道行くの?」
「見送りに来ただけだよーっ」
という対話がありました。北陸道から糸魚川経由で白馬まで回り込んできてくれました。ありがたいことです。が、やっぱり最短距離は妙高小谷線なんですよ。走って走れないことはなかったんだけど、連れて行ってたらエスクードの存在意義カタナシだったかも。
というわけでリポート
寄る年波の影響でBLUEらすかるのドアヒン部分にあるピンが歪んでしまい、ドアが開閉できなくなるという思わぬ故障で急きょ、ドック入りでした。夕方までには直るということでぷらすBLUEを(運転手付きで)持ち出し、わざと水戸市内に作った仕事をこなして(ずるいんだか生真面目なんだか)午後はフリーに。台風直前の清々しい天気でもあり、阿字ヶ浦の浜辺に出てみたら、遠望する常陸那珂の港に見覚えのある船体が見慣れない風景を作り出していました。
数日前に仙台に寄港していた飛鳥Ⅱではありませんか。クルーズ客船としては小ぶりながら、5万トンクラスは日本船籍の客船では最大級。それが基本的には工業港でコンテナ船やRО‐RО船が接岸する常陸那珂に「いる」という景色は、かなり不思議な印象です。
どうやら地元の招致に応えてスポット寄港しイベントに花を添えていたようです。このあと横浜に戻って日本一周クルージングに出向するというスケジュールだそうで、茨城には9時間の滞在でした。
そういえば阿字ヶ浦に到着したころ、洋上には就航したばかりの新造船「さんふらわあ さっぽろ」も大洗の埠頭目指して航行中でした。ドック入りしてるのはうちのクルマだけか(笑)
坊主のリアタイヤをだましだましスタッドレスへの換装まで持たせるつもりでしたが、仙台と妙高の往復、その復路に台風が追いかけてくるとか、最近の台風周辺の豪雨は半端ではないとか懸念材料が増えたので、もうしょうがないわと銘柄を変えました。2006年以来使ってきたデューラーA/T694に代わって新規格のデューラーA/T001。694よりも溝が浅いような気がしてサイズ表を見ると、やはり694の外径より1ミリ小さく、その反面、幅は3ミリ太くなっています。
摩耗寿命比較が11%向上、転がり抵抗18%低減という燃費対策材質・構造だそうですが、それって何か、止まりにくくなってるんじゃないだろうね(笑)
フロントに履かせてみた感触は、微妙なごつごつ感から来るノイズが聞こえてきますが、黙っていればわからないレベル。ちょっとタイトなコーナーでも腰砕けしません。あとはどのくらいの距離を走れるかですね。週末の林道での性能試験も楽しみです。
しかし今回、フロントにしか入れておりません。だってさー、694のうち2本はまだかなり溝が残ってるんですよ。スタッドレスを履くまでにあと10000キロくらいは走るだろうし、694はリアに回して使い切ることにしましたよ。だからリアに001を入れるのは来春です。フロントがその頃どのくらい摩滅しているか(といっても12月から3月末までは外してしまうので、大した変化はないでしょう)




