芸術の秋よね。
友達が所属する楽団の定期演奏会を聞きに行ってきました。
開場10分まえには、ホール前のスペースに長蛇の列。
ここはどこのアトラクション前?って感じ(笑)
一部はクラシック・二部はポップスっていう内容で。まー・・・現場離れて長いから、クラシックの方の曲は存じ上げませんで。
アルメニアン・ダンスっていう4つの楽章で構成されてる曲だったんですが。途中で変拍子になるもんで、拍が取れずに頭の中「???」ちょっと気持ち悪かった・・・。
観光地の渋滞緩和対策として、観光地を走る自動車から通行料金を徴収する制度を国土交通省が検討すると。来月以降、京都市、神戸市、鎌倉市、軽井沢町で交通量調査が始まると。
だれだこんなこと考えた道路官僚は。
NHKだけは明言を避けていましたが、民放ニュースが言うように「路線バスの遅延、緊急車両の到着が遅れるという観点から市民生活に悪影響が出ている」ことが要因だと。
地元の人々の当然の主張で、徴取対象から地元民は免除。という論理はわからないでもありません。が、地域住民であるかないかを瞬時に見分ける方法はやはりナンバープレートなんでしょうか。そしたら他府県に仕事で出かける僕なんかはもう最初から観光者括りか。
もうひとつ、渋滞という物理現象を客観視するなら、地元である無しに関わらず、その1台1台が渋滞の構成要件なのではないか。少なくとも観光者は地域外貨を落としに来るものであるし、あちこちグレーゾーンで迂闊な言葉が炎上を招きそうですよ。
別の視点で、最初から有料道路にしておきながら渋滞を解消もできない高速道路の、果たされていない責務を棚上げにして、渋滞するところからお金を取るぜという役所論理は理不尽な話です。
で、ここが腑に落ちないところで、どこのニュースも触れていないみたいですが、徴取した料金、どこで何に使うのさ? いやほら、それを実現させるなら、徴取システムの設置と管理運営費用は「当該観光地持ち」だよね?
和邇さんお嬢妹(そろそろ彼女たちの名前を考えたいなってことで後述)から
と送られてきた写真を見て、首都圏っていいなー。と痛感しました。
ジムニー(SJ30JM)1983年型、ワゴンR(MH34S/44S型)2012年型を黒2白1、ラパン(HE33S型)2015年型、ハスラー2015年型という収穫。ハスラーの赤が出ればコンプリートです。
ワゴンRは最近の彼女のお気に入り(でもこれは年式が違うのか)で、サンマルはお父さん(つまり和邇さん)がかつて乗っていたジムニー。和邇家にとっては食いつき放題のコレクションでした。我が家の娘らだったらラパンとハスラー狙いになるんですが、こっちじゃこういうのは流通していません。
ほらやっぱり(笑)
しかしだ海洋堂さん、軽自動車コレクションをスズキで固める企画は拍手ですが、シークレットでエスクードのコンバーチブル(軽じゃないけどね)を知らんぷりして混ぜるとか、やるならやってよー・・・
さて和邇お嬢姉妹、という二人一緒にまとめて書くならそれでいいのだけれど、一人ずつ登場していただく際にはこれまで和邇お嬢姉、和邇お嬢妹と表記してきたのですが、なんだかもやもやします。そこでねーちゃんをC. porosusから持ってきてポロス、妹をC. palustrisからとってきてパルス、と呼んだら怒られるか? まーこれはボツだね。
ここ数日、見ている前で食べ物を口にしないちぃ。
・・・お前は即身仏にでもなるつもりか???
というくらいに骨と皮ばかりに(泣)
食べたいという気はあるようでご飯のおねだり場所にはくるんだけど、匂いを嗅いでそっぽ向く。これは?あれは?といろんな種類を試すけど、全部舐めもしてくれません(涙)
猫用ミルクもダメ。最終的に羽交い締めして無理やり口に流し込んでました。
・・・ここまですると虐待してる気分になってきます・・・
写真の猫バスケット、若い頃はぱつぱつだったんですよ。よく入りきれない尻尾を挟んだもんですわ。
いまじゃ他の籠ごと入ってしまうんだから・・・
病院で点滴受けて帰ってきました。
数年前のことです。
私が夜警さんと二人で宿直していた夜。午前2時くらいでした。
『誰か帰ってきましたよ』
夜警さんが防犯カメラのモニターを見て言いました。
『早いね、誰?』
と私が聞くと
『誰ですかね?』
と夜警さん。モニターの画面が粗いのはありますが、わからないことはなかろうと私もモニターを覗くと、服装からウチの社員ではない男性が二階の事務所の方を見上げています。
ところが、私が窓から下を見ると誰も立っていません。
『いなくなったよ』
と夜警さんに告げると、
『え?まだ映ってますよ』
あ゛?
もう一度下を見ましたが、やはり誰も立っていません。
『いないってば!』
『いますって!』
モニターのところに戻ってみると、
いる。立ってる。こっちを見上げている。
ヤバいヤバいヤバいヤバい!ヤバい奴だ、これヤバい奴だ!
もう二人してパニック状態。二人でモニターと窓の間を何十回往復したでしょう。
下には誰もいないのに、モニターにはしっかり映っているのです。
ビビりな我々は階下に降りて確認する勇気も根性もなく、只々モニターの前で凍りついていました。
どれくらいの時間、震えていたでしょう。
そのうち、私はあることに気がつきました。
・・・おいっ
和牛の祭典とやらがすぐ近くで開かれているというのに、そんなもん見に行く暇はないのであります。
そういう人たちは意外に多くて、混雑する夢メッセみやぎに行くくらいなら近場の店で。と思っているらしく、さらに意外なほどに事務所の近所に仙台牛を専門とするお店が沢山あるせいか、ちょっと出かけて帰ってきたら近郷近在の駐車場がことごとく満車でやんの。
というわけで、どちらかが仙台牛で、どちらかが常陸牛です。
判る人手をあげてー!
大船渡から戻る途中、筑波山の山頂くらい(と思っていたら、100mほど低かったよ)の標高まで上がってみると季節が変わり始めていました。
ここは沿岸の気候と内陸の気候の境界線。内陸に降りればまだ30℃近い気温ですが、高原は湿度も低く、北の彼方の早池峰山まで見渡せました。
昨年、スーパースージー掲載用の写真を取りに来た日は霧雨。聞けばことしも、この日の前日までは雨だったとか。絶好のタイミングでやって来たことになるのですが、大船渡にいた午前中は、もっと快晴だった。なかなかうまく行かないものです。
おまけに昨年の撮影のときから、丸1年ここへ来ることができなかった。そのときのオドメータがこれ。現在、657000キロを刻んでいますから、まさしく馬車馬状態で過ごしていたのかとがっくりです。
このところ1年に1回か2回しか行けていない、「献立の少ない料理店」も、ウッドデッキが老朽化して修理工事の最中。だけど11月中旬で今年の営業が終わるまでに完成するのか? という出来高。しかし「銀河鉄道の夜(特製ラーメン)」は健在。それが食えれば天候が悪くてもだいたい満足なので、どうにかしてシーズン中もう1回と目論むのでした。
界隈の林道の方は・・・そこまで遊んでる滞在している時間はなかったのよ。
日曜日、縁があって南三陸町の新しい役場で行われたこけら落としにお邪魔し、6年半前から変わり続けている風景を眺めながら、役場の建物を見学しました。
震度7の地震にも耐えるよう作られた鉄筋コンクリートの柱が支え、鉄骨フレームが保持する梁や間仕切りのルーバーなど、いたるところに地元で生産された「南三陸杉」の部材が使われていて、よくよく聞いたら壁の木製ボードや内装の壁紙までもが南三陸杉から作られたものだそうです。
ドイツのボンに「森林管理協議会」という国際団体があって、社会的利益を守り、継続可能な森林管理を経済など多面的に推奨する活動を展開しています。それと役場がどうかかわっているかというと、建物に使われているありとあらゆる木製品が、この団体から任意の認証機関を経由して「南三陸町で育ち、出荷された部材」という出自と品質を認められているのだそうです。
ではどのくらいの木製品が使われているのかというと・・・・聞くのを忘れました(ばかものっ)が、延べ床面積では4000平方mに満たない建物の中で、ボードや壁紙だけでも50000平方mにものぼるとか。それらすべてが、これから歩んでいく南三陸町の地域資源という財産であることを、内外にアピールしています。
たいていの場合は、柱だけであるとか梁を加えてとかの、主要部材を部分認証するケースがスタンダードですが、この役場は公共の建築として初めて、100%の木製品で認証を取得しました。どういうことかというと、南三陸町で森林業や製材業を営む企業はすべからく、あの未曽有の災害を受けた中で、この認定企業というお墨付きを以前から獲得してきたわけです。
こけら落としよりもずっと前に、町長の佐藤仁さんにお話を伺う機会がありました。
「水産認証という養殖水産物を対象にした地域資源の認証を、町内の関連企業に取得してもらったのです。これが海の幸。そして森林認証は山の幸です。我々は多くの大切なものを無くしましたが、復興を続けながら創造をしていかねばならないのです」
地場産業を育てなければ若年者の就労機会も回復できない。ならば地産の資源に付加価値をもたらそうという考えは、大きな志を抱いた一歩目、二歩目なのでしょう。復興のバロメーターは目で見えるところにしか関心が行かないものですが、災害には負けないという気概の感じられる取り組みでした。
記念に配られた手帳とボールペンも、表紙や筐体が森林認証を受けたもの。これで記録していくメモや覚書の一つ一つが、それを書く人々の復興から創造への軌跡となるのです。