大欠伸するちぃ。
・・・そして歯がほとんど無い事に気づく・・・
まあ18歳(人間換算88歳)では仕方ないか。
チビずは今のうちからデンタルケアしておこうかな。
発売は明日の9日ですが、スーパースージー誌097号にBLUEらすかるの最長不倒距離樹立の記事を書かせていただきました。
と、娘らに叱られる始末です。
ま、そうだよね。こういうのってメディアが見つけてくれて取材を受けて雑誌が出るのをわくわくして待っているものです、普通。事実、先代の30万キロとか40万キロのときはそうでした。自分で走らせて自分で原稿書くって馬鹿みたいです。だから極力、自分の車を素材にするのは避けてきたのですが、この機会を見送ったら次はないかもという欲と煩悩に負けましたです。
ついでにばらしてしまうと、この記事のメイン写真は、まだ60万キロに到達しておらず、樹立の2日前に撮影しておりました。締め切りまでのスケジュールで、そこしか時間をとれなかったため、霧雨が降っている中でのすっきりしないカットになってしまいました。
誌面では芝地に乗り込んでいるように見えますが、そんな無粋なことはしてませんので念のためボツにしたカットを出しておきます。
でも締め切り前に記録樹立できて、メーターの写真撮れているんだからそのとき車体も撮れてるんじゃないのか? と、そこは突っ込みどころだと思います。思うんだけどまず誰も突っ込んでくれないのが世の常ですから、自分で突っ込んで結果的にボケています。
もちろん撮っています。がしかし、絵になる風景の現場で記録樹立できるほど都合よく距離は出ないのです。こちらがそのときの撮影ですが、なんかもうどうでもいいカットでしかないわけです。
メーター撮影してから絵になる場所へ行けばいいじゃん。と言われそうですが、従前ならまだしも従後だと記録にならないような気がしてそれができません。
で、その週末だった連休には温泉なんかに行っちゃってるので原稿は書かず(おい)、翌週末にまとめて、月末に入稿してました。締め切りよりも10日早いぜ。とこっちは思っているけど、編集部がそう解釈してくれているかどうかは定かではありません。
さて次号は1月なので12月10日までに記事を作らなくてはならないのですが、今月中になんかイベントでもやれればそれを素材にできるんだけどなあ・・・ ←すっかり他力本願
神戸市の鉄人28号も佇み続けて傷みが出たとかで、補修と塗り直しが行われ、従前のくすんだ青から鮮やかな色調へ化粧直しされました。以前のやつもブリキ感・・・失礼、鋼鉄っぽくてスケールにもマッチしていて良かったと思いますが、なんでだろうと思ってみれば、今度の塗装は原作色に近づけたことで漫画っぽく感じてしまうからなのかもしれません。あのくすみっぷり(ウェザリング、とはちょっと違う)は、あれはあれでけっこうリアルな巨大さを表現していたのです。
それにしても、ネットに転載されていたニュースを読んだら「アニメ版に近いブルーグレーから、原作漫画をほうふつさせるコバルトブルーに」とある。アニメ版って・・・あれですか、「鉄人28号FX」に時々登場していた初代。いや、だってさ、最初の鉄人放送していた頃、うちにカラーテレビなかったからさ。
9月15日の60万キロ通過から50日め。妙高行きなどもありましたから距離は出やすい時期でしたが、この間ワイパーアームの錆による交換、補助灯がリレーの錆によって接触不良点灯不可能となる修理、バックドア開閉金具が錆劣化(なんか錆ばっかりだな)でバラバラに断裂と、マイナートラブル三連鎖でした。
年式相応ですからあまり驚いてませんが、ここへきて外気温が下がってきたため、メーターケーブル内の潤滑剤が減少していることと相まって、冷機状態時にクラスターの奥から擦過音も出てきました。一時期、ヒーターが効いていないような心配事もあり、サーモスタット故障かヒーターコアか? と点検もしました。仙台は紅葉時期だけど盛岡に来たら冠雪してるんだから、暖気中に温風出るのが遅くなってるのも無理もないです。19日まで冬仕様に換装させる時間的な余裕がないのよ、それまで凍結路とは出くわしたくないです。
NHKの「SONGS」に松任谷由美さんが出て、おとといリリースされた「宇宙図書館」とのタイアップか国際宇宙ステーションとの交信に始まり彼女の宇宙観を紹介しながら、1曲目に歌われたのが新譜ではなくて「VOYAGER~日付の無い墓標」。この曲は同名のアルバム(写真の右)がありながらそれには収録されていなくて、何年か後のベストもの(左)にようやく入れられるまでは、あの「さよならジュピター」のサントラ盤を持っていなければ聴くことができない楽曲でした。
それには理由があり、アルバム「VOYAGER」は83年リリース、~日付の無い墓標は84年リリースシングルだから無理もない。でもベストの「NeueMusik」(98年)に収録される頃にはさよならジュピターの方が忘れ去られてしまいました。
話を戻して次に流れるのがトークの合間の「瞳を閉じて」を別にするとその「VOYAGER」に入っている「不思議な体験」。今聴くと歌詞がなんとなく怖いんですが、ニッカウヰスキー・マイルドニッカのCMに使われていた、やはり30年以上前の曲。
そして、自分もいつか無くなってしまうけれど想いや記憶を残し繋げていきたいという「宇宙図書館」。ユーミンなりのアカシックレコードを紡いでみたいと願う、アルバムと同名の楽曲ですが、宇宙という括りのためかつい、ヨコハマとかショーナンとかでぶいぶい言わしてた(かなり誇張入れてます)楽曲たちはそれこそ遠い別の宇宙の彼方のようです。
しかしPRサイトのデモを聴いてみると、御年によるところの声色は置いとくとしても、ちょっと遠くなってしまった感があります。まあまあ荒井さん時代から44年も聴いているわけですから、それらを聴く人たちによっていつごろの彼女が心を鷲掴みにしたかはまちまちですから。
番組では3曲のみの、しかも2曲はずっと以前の歌を選曲してましたが、当時モノの声との違いは置いとくと言いながらもかなり哀しくなり、そのくせ新曲の声はああなるほどと思わせるのが不思議です。この2曲を昔のライブラリから引っ張り出してくるなら、せめてもう1曲「VOYAGER」に入っている「青い船で」を歌ってほしかった。でも今の声で歌うと愕然とするのかもしれないし、複雑な思いです。
オマケというわけではありませんが、このロボットたちがマイルドニッカのCMキャラクター。これ知ってるんだから、ああなんかもうおれっておぢさんの域を過ぎたな。
去年の2月に錆落としして塗装したワイパーアームでしたが、錆落としが不十分だったためか塗装の下からじわじわと新たな錆が浮き出してきて、これが目の前でぶんぶん動くのでもううっとおしいのです。侮れないのです、東北の冬道と融雪剤の脅威。ぷらすBLUEも車検の折に紫外線でぐずぐずぼろぼろになっていたステアリングコラムカバーを新調してやったことだし、こっちもここらで手入れをしてやらねばなりません。
てことで、荒療治です。アームごとワイパーを新品に交換。
・・・なんだこのとっても雑にしか感じられない手入れ。一番効果的な手段なはずなのに!
彼らの世界においては、兄・南波六太はことしどこかの自動車メーカー関連デザイン会社に就職したばかり。日本人初の月面到着者となる予定の弟・日々人もまだ大学生です。でもあと10年か15年の後には、現実の世界の日本人宇宙飛行士が、南波兄弟と同学年で宇宙にいることは間違いないでしょう。
気象庁が本日に打ち上げを引き延ばしていたひまわり9号を宇宙へ持って行くH2A31号機の外壁に「宇宙兄弟のモザイクアート」が掲げられるのは、そういった世代が抱く宇宙への夢と希望を代行して表現するものです。
しかしひまわり9号は打ち上げ後すぐに運用されるわけではなく、一昨年打ち上げられた8号が役目を終える2022年までバックアップ待機し、その後2029年初めまで観測に使われるという気の長い計画。日々人は2025年に宇宙へ送り出され、六太は28年時点では宇宙飛行士に選抜されているものの地上管制にあたっているので、六太が月に降り立つ時代にはひまわり10号が運用されていることになります。
その前に、アメリカが再び有人宇宙計画を自前で打ち出すようになっていく必要があるし、日本のロケットももっと宇宙事業に活用されていなくてはなりません。夢と希望の10年を背負っている現在の宇宙開発には、なかなか大きく重い使命があるのね、という感想を抱いています。