三度目のな(四度目はあるのか?)
甥っ子3号、昨日入学式でした。
事務所でふにゃふにゃ泣いてた赤ちゃんがねぇ。
大きくなって・・・横に(爆)
小学校・中学校と会社の入り口で写真を撮ったので、今回も同じ場所に立たせたから育ち具合がわかるわ。
後で伯父さん(新月サン)と一緒に撮ろーっと。
わが次女、霙、大学に入学いたします。これがまた霰に続き、我々馬鹿親と違って国立に受かっております。
続き、というか、霰曰く
「快進撃じゃんよ。あのセンター試験の点数!」
という恐るべき講評。なんでー?
はい、ぐうの音も出ません。
出ないんですが、だって霙のやろー、募集定員5名なんて学科にエントリーしやがってたんです。「そこしか興味がない」と(そこ以外はやばかった。んじゃないのか?)。おいおいおい、もしそこに100人受験したらどんだけの倍率になるのさ・・・
と思ってたら、実際には1.7倍くらいだったらしく、霰の言うところの快進撃な得点で、けっこう安泰だったのだとか。結果は今から1か月ほど前に出ておりましたが、センター試験から私立受験を挟んで発表まで、気が気ではありませんでしたよ。
そんならさー、早く言ってよそういう分析。
基地の庭だと八重桜にはちと早く、杏子は終わり、スイセンとモクレンとボケくらいなら咲いております。あ、椿もまだあるな。
そういえばここ数年、基地周辺の三月末から今頃って、梅と桃と桜が同時に咲いてますわ。三春に行かなくてもいいという(暴言)
細かい話はこんな感じ。急きょ前倒しになった花見でしたが、大勢のエスクード仲間がやって来てくれました。
天候も次第に回復し、気温も安定して、ここ数年ではこれ以上何か言ったら贅沢だろうという花見を開けました。やー、一安心です。
娘らが炊飯器でホットケーキを焼いて・・・いや、これは炊いてなのか蒸してなのか?・・・おりました。
探求心とクックなんとかの情報を頼りに作ったようですが、オーブンのような火力とは異なるため、二度炊き、三度炊きが必要な調理らしく、しかもよりによってつくばーど炊飯器を無断で持ち出したため一升炊きというでかい釜だからか、縦方向に膨らみません。
どうにかこうにか焼き?・・・炊き上がったホットケーキ。見てくれはあれです。食ってみるとやはり二度炊きでは今一つというところで、これはもう冷めないうちに食い尽くすしかあるまいと、自家製のジャムをのせて平らげることに。
まーフライパンでやっちゃったほうがずっと早いのですが、材料を持ち寄り、あーでもないこーでもないと失敗を繰り返す手間の面白さが、ケーキ一枚を作り出していくのです。でも身内で平らげちゃったらそれが美味いかまずいかは外には伝わらない。
だから一ピースくらい切り分けたものを誰かが誰かに振る舞うことも、ありだと思っているのです。
まずかったらごめん、だけどね。
45年前に拉致され改造人間にされ、その人生を大きく狂わされた大学生は、古希を迎えてもなお悪の秘密結社と戦い続けていました。時折生ずる心臓発作を抑えつつ、仮面やバトルスーツを改良しようとも、改造された身体の限界に直面しての「現在」なのでしょう。
本郷猛は、ショッカーとの闘いを続けながら、世界各地の紛争や貧困、飢餓と対面して半世紀近い人生を人類の正義と平和のために投じてきたのです。
と、まあいろんな出版物やPRサイトに今回の映画のバックボーンがつらつらと紹介されているのですが、彼の胸の内に秘められた戦いへの動機を一言でまとめるなら「命への尊厳」。連綿と続く愛の連鎖こそが命であり、それを無下に断ち切ろうとする者を許さぬ意志が、仮面とバトルスーツで身を固め、その改造された肉体によって、つまり拳と蹴りで敵を退けてきたのです。
だからね、劇中で恩師の孫娘に拗ねられてなだめて服を買ってやったりコース料理を振る舞ってやったりメリーゴーランドに乗ってやったりしても太鼓の達人しちゃっても全然かまわない戦士の休息なんだけれど、その娘っこがゲームセンターにてガンシューティングを喜々としてやっているときに、一緒になって撃ち方狙い方を教えちゃダメなんですよ。
そこだけはでれでれのオジサマ顔が厳しく哀しい目つきに戻って、手にしている銃がゲーム玩具であってもこれを取り上げなくてはならないのです。彼の拳と脚力は、今でこそ正義のために振るわれているけれど、元々は人類を支配し世界を征服しようとする組織の尖兵として与えられた能力であり、それは殺傷道具と同列にあるものなのだから。
迂闊にもそういう繊細な主人公に対するリードを、脚本ができていない。さらにそのことを指摘できる演出も監督も心配りができていない。たったそれだけのことと思われるかもしれませんが、それだけのために、古希のオジサマの命を解く言葉がどかーんと薄っぺらくなって聞こえてしまうのでした。
仮面ライダー。ジャリ番組だろうけどね、それで育ったジャリだって分別の付く親父お袋になっているのよ。