「さてここはどこでしょう?」
「とっても美味しいです」
という写真が娘らから送られてきました。わかるかンなもんっ! と思ったんですが、わかんないのも癪に障ります。
つまり、ただ単にラーメンを食いに、今までにない遠乗りをやって来たと自慢したいのでしょう。その辺はねえ、血のなせる業なんで小言を言う筋合いでもないんですが、親に向かってEレイドとSレイドを仕掛けてきやがるとは・・・
わかる人はコメントで答えをどうぞ。
ただし、初代ウルトラマンと新ウルトラマンのような相関図ではなく、おいたマンさん本人です。三代目エスクードの2700からスイフトRSを経由し、四代目の初期型に戻ってこられました。1400ターボは、ご当人の走らせ方には合わないということで、NAの選択もおいたマンさんらしいです。
最初の連絡をいただいたのが9月28日の昼頃で、納車待ちだと。仕事で猪苗代にいた僕は勘違いして「試運転でひとっ走り来なさいよと」言ってしまったのですが、正式な納車は6日だったそうです。納車時点で積算走行距離200キロ未満で、エスクードマイレッジにエントリーしたときには500キロ。この週末は早速、ご家族を乗せて走り回ったのでしょうね。
島監督から連絡があり、先日広島で開催されたダートレースJ‐ONE・GPにおいて展開された川添哲朗選手とエスクードの戦いが、スーパースージー誌上でも取り上げられる算段になったということです。夏前の転倒で全損状態を修復した手負いのTA52W、整備してもなおフロントデフに信号が伝達されず四駆に切り替えられない、そのトラブルがよりによってJ‐ONE本戦当日に発生、練習走行をあきらめ現地でデフ玉を割っての修理、本戦5分前の修理完了、そして準優勝。
というのがウエストウインのダイジェストでした。
そりゃーこんなドラマを残しておかない手はありません。これを取材しているのは、九州かわら版や九州J通信のライター・高橋陽介さんなので、ウエストウインのチームスタイルや後藤・川添両選手とエスクードの戦歴には精通しているし、安心して次号を待つことができます。
「なんだか、場合によっては2ページ扱いだとも言われたんですよ。J‐ONEそのものが始まったばかりのレースなので、まだスーパースージーなどでは大きく扱われたことがないようで、この機会にレースの紹介を主にするのだとは思いますが」
それはそれでスタンダードな記事構成でもいいじゃないですか。ただ、ドラマであるとか臨場感であるとか、セコンドを書くというのは案外大事なことで、遠征組のウエストウインが広島まで十分な装備の用意なく出場して、まさかの故障という事態に、居合わせたチーム内外の沢山の人々が物資の調達やら工具の提供・借り受けやら、まんじりともしない時間の中で奔走した。その人々に対して、本人は負けて悔しかったと言っていますが結果ではなく記憶を刻みつけた(それでも2位獲得、準優勝はすごいんだけどね)という、その部分が血沸き肉躍るわけです。
スーパースージーのレースレポートに、そんな切り口の記事はなかなか出てこなかった。だから楽しみで仕方がありません。思わず「それはもう、つまんない原稿書けないよねえ。って伝えといてください」と、監督に伝言頼んでしまいましたよ。