15時、米沢北インターから・・・というかもうインター周辺も巻き込んで大渋滞。
米沢から福島までの所要時間約60分を20分ほど短縮するはずの東北中央道ですが、初日はこんなもんで、東北道の福島ジャンクションまで95分かかりましたよ(笑) しかし米沢北から福島大笹生までは無料区間なものですから、これだけの車両のほとんどが福島大笹生で降りていくというのがなんかねえ、さもしい。
15時、米沢北インターから・・・というかもうインター周辺も巻き込んで大渋滞。
米沢から福島までの所要時間約60分を20分ほど短縮するはずの東北中央道ですが、初日はこんなもんで、東北道の福島ジャンクションまで95分かかりましたよ(笑) しかし米沢北から福島大笹生までは無料区間なものですから、これだけの車両のほとんどが福島大笹生で降りていくというのがなんかねえ、さもしい。
東北道の福島市内で昨年からジャンクションが開通していましたが、これを進んでも2キロほど先の福島大笹生インターチェンジ止まりでした。が、本日の15時以降、さらに35キロちょっと先の米沢北インターチェンジまでが通行可能となります。これまでは福島飯坂インターで下車して国道13号でトンネルをいくつかつないで行き来していましたが、この東北中央自動車道は東北道からそのまま乗り入れ、山越えしてしまう高規格道路です。とはいえ徒歩、自転車、軽車両、125cc以下のバイクは通れないのですが。
米沢への山越えは、スキー場の真横を抜けていくほどでしたから真冬はけっこう積雪や凍結で怖いものがありました。今度はこれを新しい栗子トンネルで一気に抜けてしまうルートで、このトンネルは9000メートル弱という東北一の長さ。全国の道路トンネルでは東京湾アクアラインのトンネル部に次いで五番目に位置付けられるそうです。
これを整備している国土交通省的には「無料で通行できる日本一長い道路トンネル」というのをアピールしたいようですが、しかし、徒歩はまあともかく、125以上のバイクと自動車しか通れないし・・・という高速道路ならではのジレンマもあるのですが。
もう1点は、東北中央道は国だけでなく東日本高速道路も共同で作っており、国が作っていない区間は有料道路であること。いや別に無料じゃなきゃ嫌だとは言いませんが、この路線は直轄区間だったりネクスコ区間だったりがいちいち入れ代わり立ち代わるややこしい一本道で、ゆくゆくはそういう状態で福島側は相馬市の常磐道、山形から先は秋田県の湯沢市以北の高速道路とつながり、便利だけど優良無料がまだらに続く妙な路線となるのです。
まあその頃の政権が「財源ほしいから無料開放やめる」と言ってしまえばそれまでですけど。
蓮田さんの就役まで三日と相成りました。
桶川の時間断層内工廠では、波動衝角の取り付けが最終段階に入ったとのこと。橙衣の王顕現も近いです。
という連絡から、3日めです。なんてこった! こっちが仕事で仙台を離れられない間隙をついて、「ごっくりごっくりこんと人類総ポンジュース化計画」の尖兵が世に出てしまうとは!
「『ジャン・ファイト・ツーダッシュ・モード』への移行にてこずっており・・・」
とかなんとか言っていた割に、工廠にかなりの鞭をくれてやったらしく、桶川でも
「あーいうのとかこーいうのとか、この車のカタログにもない装備をずいぶん見つけてきては組み込んでいますから、事実上世界に1台しかないカスタマイズ」
と息を切らしながら、津久井浜までには何とか・・・というお話でした。いやしかしジャンファイト・ツーダッシュって、屋根でも切るつもりかDr.ワニ?(どうもその様子はないらしいけど、このあとさらに「尾上さんのところ」で手が加えられるとかどうとかの話も漏れ聞こえています)
もとはFリミテッドの蓮田さん。いったいどんなことになっているのやら・・・
東京モーターショーで全容をあらわにしたハスラーワイドことXBEEは、かつてのフロンテクーペなどのボディラインをハスラーの車体にさらに取り込んだ雰囲気を感じます。数字だけの比較でエスクードノマドを引き合いに出すと、ディメンションは(必ずや狭いと言われるだろうことは請け合うけど)標準的な小型SUVサイズにハスラーを拡張したと思います(ただしこれのベースはイグニス)。果たしてターボ付き3気筒1.0リッターという排気量が最適かは疑問を残しますが。
今後、ジムニーシエラがフルモデルチェンジした時、ロングサイズをラインナップしたとして、それを「エスクードのDNA」という人はいないでしょう。ジムニーはあくまでジムニーだから。しかしマルチパーパスという使い勝手でみたら、何でも盛り込んできたハスラーやXBEEは、ターゲットも含めて「再びジムニーの次に」「エスクードの次に」と考えさせる有望株になりそう。年内という登場時期も示唆されていますが来年これが出てくるなら、エスクードから30年めにしてエスクードを継ぐモデルという位置づけになるのかもしれません。
別の呼び方をすれば「のちの名月」。いわゆる十五夜に対する十三夜のことで、本年は11月1日の夜から2日の明け方にかけてがその晩です。中秋の名月ほどの知名度はありませんが、そこだけで行う月見は片月見とされ縁起が良くないとか何とか、古代に観月をしたがった人々がうまいこと理屈をつけて十三夜という行事を生み出しました。
十五夜観月は大陸から伝わったものですが、十三夜は日本古来の行事だそうですから、大陸の人々よりも我々の祖先の方が月に親しみを覚えていたのかもしれません。
算数的な並びで言えば十五夜より後にわざわざ別の月齢で旧暦の九月十三日を指定し、しかも数の少ない十三で行うというところに異を唱える人もいるかもしれませんが、そこは中秋の名月に一歩譲るという奥ゆかしさもありますし、統計的に十三夜の方が曇りが少ないという話もあるようです。なにより秋が深まった方が供物も豊かになりますし。
栗名月とも呼ばれるように、十三夜の代表的な供物は栗だとか枝豆を備えます。実は僕の地元はここ数年、昔から生産されていながらブランドとしてはアピールしていなかった栗を地域の資源として売り出しているので、十三夜の行事は良い材料になるのです。栗だったら丹波あたりだろうと思っていたら叱られまして、知らないうちに栗の生産では日本一になっておりました。茨城県自体が全国の栗総生産量の25%くらいを担っているようです。
こりゃやっぱり十三夜は栗を備えて月見をしなけりゃいかんわ(その前に十五夜で月見していたのかどうかもあるんだけどね)
チャールズ・M・シュルツ氏による「PEANUTS」の誕生は1950年ですが、この漫画が翻訳版として日本で最初に出版されたのは1967年で、ことしは来日50周年にあたるのでした。かと思えば漫画に対してキャラクター商品としての日本登場は1968年。まるでウルトラセブンと同様の周年展開です。シュルツ氏は1947年に「Li’l Folks」という作品を発表しており、これが「PEANUTS」の前身とも言われていますから、ルーツをたどっても70年めの年回りになるようです。
ん? ハロウィンと何も関係ないじゃん。
関係ないんですけど霙がUSJで見つけてきた土産がいい塩梅にTRICKorTREATな図柄なもんで、便乗に便乗を重ねております。
一方、仕事先から戻ったら肉球柄なまんじゅうが置いてあったんですが、
と言う部下のセンスに、こいつの採用は誤ったか?と一瞬思ったのだわ。
BS11にて再放送が始まった「名探偵ホームズ」が今日あたり、片渕須直さんが脚本を書き、宮崎駿さんが監督した『青い紅玉』にさしかかるはずです。同作品はもともと、イタリア国営放送局が発注した同国の会社から日本のアニメ制作会社がさらに下請け受注して作られたもので、日本では先行制作された2話分が劇場公開の形をとり、後に民放で26話が放送されました。なんでそういう変則的なことになっていたかはいろいろあるんですが、本題と関係ないので省略。
本題の「青い紅玉(ルビー)」は、コナン・ドイルの原作とは物語の展開が異なり、偶然それを手に入れてしまった少女を拉致しようとするモリアーティ教授から、ホームズが守り抜く快活でわかりやすい脚本。しかもシリーズ全般、登場人物が犬などの擬人化という実に先取りな設定。中年親父と少女という組み合わせはいかにも宮崎さんが好きそうな話で、後年「この世界の片隅に」を世に送り出すことになる片渕さんが書いているところがツボです。
モリアーティとの第1ラウンドを終えて少女を救い出したホームズは、彼女をベーカー街の自宅にかくまうわけですが、このとき少女はホームズのベッドで
「たばこのにおいがする」
「パパのベッドもそうだった」
とつぶやき、本能的にホームズが信頼に足る人物であることを確信します。少女は日頃、街頭でスリを働く浮浪児なので、人一倍猜疑心が強い(はずだ)から、このシーンは地味ながらちょっと大事な場面になるのです。
お父さんと同じにおいとは、ヘビースモーカーであるホームズが愛用しているパイプ煙草のけむりが染みついた部屋と寝具のにおい。あぁなんというおおらかな19世紀であることか。そして受動喫煙のじの字も語られはしない20世紀のアニメーション!
↑そこを言いたかったんだい
はてさて21世紀の現代、名探偵ホームズ自体はCS放送もあわせて何度目かの再放送になるのですが、いまこれを視聴する人の中には「ホームズだって女児連れ込み」だとか「受動喫煙許すまじ」とか言い出すんでしょうか。もしそうだとしたらこの番組そのものがもう、「子供に見せられね」のレッテル貼られかねない。