練習走行から戻って来るなり、川添哲朗選手は島雄司監督にこう告げました。大会規定により、エントラントは当日でなければコースレイアウトを見られないし試走もできません。ウエストウインの選手であろうとそこは同様です。むしろ島監督は彼らにこそコースを攻略されたくない一心でレイアウトを考えているほどです。
「今回、タイトコーナーを多く設計して難しいコースにしたんですよ。それを本当にきれいにトレースしていくんです。川添くんの走りの切れは孤高の天才の域。しかし彼も天才肌で走っているだけではないんです。思い通りの挙動を出すために、1レースでどれだけの燃料を使えばいいかまで計算して、少しでも軽量化を図ろうとしているんです」
このTDA最終戦で練習時に川添選手が出したタイムは1分2秒。この時点ではコース設計者の勝ちで、1分を切れるドライバーはいないだろうと分析されていました。ところがこの日、京都から遠征してきたFinalBEASTのジムニーシエラツインターボは、後藤誠司選手との準決勝時に58秒をマーク。ついにエスクード勢の牙城が崩れるかと思われましたがなんとフライングスタート。2秒のペナルティを課せられ後藤選手が勝利を収めました。
相変わらず後藤選手の豪快な走りは挑戦者に厚い壁で立ちふさがるのですが、後藤選手も彼は彼なりの苦戦を強いられており、前回から書き換えたECUの調整が不十分で時折、燃料が被り気味となっていたとか。しかしこの状況を経て決勝に臨んだ後藤・川添対決ですから、不調のエスクードTA51Wに対して、極限まで軽量化をねらった同TA52Wはいやが上にも注目の的。
場内では予想もしない幕切れで騒然とする中、後藤51Wがゴールラインをわずかコンマ05秒の僅差で潜り抜けます。なんと川添選手燃料切れ。想像以上にシビアなウエート管理が、強いられた激戦のために裏目に出てしまったようです。駆け引きに長けた彼には痛恨のアクシデントでした。
アンフィニクラスの年間結果は後藤選手の総合優勝、川添選手が二位、三位にはMuウィザードで参戦した宮崎竜也選手が入り、ウエストウインの選手層の厚さを守ることができたようです。
「どこの競技も同じだと思いますが、リミテッドクラスの参加者が伸び悩んでいます。ここを盛り上げていかないと競技人口の減少を食い止められない。ことしも様々な宿題を持ち帰ることになりましたが、ひとまず怪我もなくシーズンを過ごせたことがひとつの成果ですね」
島監督は安堵しながら話してくれましたが、後藤、川添両名へは他地方で開催されているレースへの招待も入ってきており、車両のメンテナンスとモデファイ、ドライバーの参戦環境整備など、課題が山積であることも良い意味で悩みの種だそうです。


受け付けは15日で締め切ります。


先月下旬に採血したとき血管が浮いてくれずに針を刺し直ししたらば翌日からこんなんなってまして、これがいまだに消えない。代謝機能が落ちているというか単に歳くって回復が鈍くなったか。一週間もすればと思っていたのに三倍かかってます。
6日午後に出ていた国土交通省の
なぜかと言えば、僕も含めて(僕は一番下手だけどね)つくばーどの仲間たちの大半が、焼き豚の一本や二本は自宅や野外で作ってしまうので、わざわざ山形まで買い出しに行けと言っても無意味なのです。
米沢市へ行ったはいいけど昼飯をどうしようか思案した末、仕事仲間から「それは絶対に米沢ラーメン!」と言われ、そうか米沢牛じゃないのかなんでだ山形の人の中華そば好き?などと思いながら助言の通りに食いましたよ。食ってしまってから写真撮っていないことに気が付きそっちの話題には展開できず。晩飯をどうしようかと(それしか思案しないのか俺)思い立ったのが持ち帰りできる駅弁です。聞けば
松川屋にしようか新杵屋にしようかも多少迷っていたところだっただけに、そりゃいいタイミングだわと、東京駅でもおなじみの「牛肉どまん中」を買い求めたら、これがまた発売25周年だそうで、路線としては乗ったことないけれど山形新幹線の開業からもうそんなに経つんですねえとお店の人と雑談。ついでに明日の朝飯(またかよ)もってことで「牛三昧弁当栄太郎」も買い求めます。社長の名前を冠するだけに凝っています。