Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

光明丹と茜色

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光明丹というのは鉛丹(えんたん)色の別の呼び方で、酸化鉛のやや赤みを強くした鮮やかな橙色を言います。蓮田さんはパッションオレンジと呼ばれるハスラーの定番色ですが、光の当たり具合で橙というより丹に近く見えることもあります。しかしオジロの赤を茜色と言い切ってしまうのはどうかなと思うところがありながら、奈良時代の古色に照らし合わせると、だいたいそんな色合いです。

霰が卒論発表会に残った後、蓮田さんとオジロの写真撮影のために和邇さんと和邇お嬢姉に案内されて、みなとみらい地区の近所まで出かけたのですが、遂に2台の邂逅という場面に、競技かるたで和邇お嬢妹も不在。それぞれのオーナーがいないのに車の方はミーティングしている不思議な午後となりました。

夕刻、和邇さんご夫妻が手配してくださった中華料理店で貸し切りの晩餐となりましたが、なんと教授陣の飲み会に連れ去られて霰はまたもや不在。主役居ないのかよ状態でこちらの宴会は・・・お嬢妹が間に合ったので盛り上がり。ほぼ満腹となったところへ霰が戻ってきて、ようやく撤収間際にこの写真が撮れました。

つくばーど世代交代のときが、この瞬間から始まるような気がする・・・

咲いた♪

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結構沢山。

ここのところの暖かさにつられて、デンドロさんが開花。
可愛いピンク色だわ♥

さてさて、植え付けてこの方育ちもしなければ花芽もつかない
キンギアナムちゃんばどうしようかしら・・・

天狗連の攻防

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だからといって霰が落語をしゃべくってきたわけではありません。4年間研究し卒論にまとめた、あの悪態祭りの中から、天狗と地域村落の歴史について20分、論文要旨を発表したのであります。相手は学会員ですから民俗学の学者でつわものぞろい。あとで聴いたら、霰自身が資料として読み解いた書籍の執筆者もいらしたとか。まあそんなところへ学生が出て行ってしゃべくるのは、素人の落語並みです。

発表を聞いていて「あれっ?」と感じたのは、かなりテーマを絞って高レベルにまとめてきながら(実際、おぉそうきたか、とは思った)、そも悪態祭りの悪態とは何なのか。もっと紐解けば、あの行において悪態をつくのは民衆で、天狗は権威を持ちながらも悪態をつかれる側という構図があり、双方にとってなぜ悪態が介在するのかについて、論旨の中からその部分が欠落していたのです。

霰によると、その部分は持ち時間内に収めるためにカットしちゃえと、担当教授の指導が入っていたそうですが、案の定発表後の質疑応答でそこを突っ込まれていました。でもって持ち時間がどうだったかというと、霰はそもそも早口な方なので、2分ちょっと余っていたという・・・

その辺はもう後の祭りなんですが、2分あったらカットしなくともまとめきれたよなあ。と思いながら3人分の発表が終わり休憩時間となって会場の外へ出たら、霰はまだ参加者につかまって捕捉の説明に質問の追加で、さらなる攻防を強いられておりました。

人気者で良かったじゃん。

 

赤は紅より出でて紅より赤し

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霰と霙がこの街にやって来ると、人呼んで「ヨコハマ買い出し小隊」とされていたのはもう10年以上前のことなんですが、その小隊が逗留していたのが当時新築されたばかりの「はまたに邸」でした。

「なになに? 買い出し小隊が来るならおにいさん迎えに出ちゃうよ」

というノリでこのような早朝のシーンから、日曜日は始まっていきます。

ラジアントレッドマイカとフェニックスレッドパールは、並べてみるとほぼ同じ。でもよくよく見ればエスクードはいくらか青が、ハスラーはやや黄色が強調された発色のようです。

はまたにさんと落ち合うのは昨年夏の「けしからん風景作戦」以来です。海岸通りはまだまだ冬の街路樹の景色ですが、幌のエスクードが走って来る姿は、これが四半世紀以上前の車だと思わせない存在感があります。そこまでのインパクトはまだないのだけれど、うちのオジロ以外のハスラーがこの街でもたくさん走っていて、これもまた天狗の森みたいな田舎と違ってどれもこれも映えるなあと感じされられます。

曰く、師匠であるかどうかはともかく、エスクードという素地から、より時代にマッチした優れた資質を持って生まれてきたことが、ハスラーには言えるのだろうと思うのです。

一緒に朝飯を食いながら、背が高くなったばかりか自走で横浜までやって来るようになった娘らを、はまたにさんは喜んでくれまして(昨年の夏には会っていなかったので)、霙と物々交換に及んでいたのですがそれはまたそのうちに、の話題。

僕は僕で「海岸ランナー」後編から今に至る続編書下ろしを提案し、快諾をいただきました。5月9日に公開する予定で書き始めます。

 

 

まぁ予想通り。

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私は82番。

スキーのバッジテスト受けてきました(2級)
指導員様が「新月サンは大丈夫だから」と前々から言ってましたが、
まあその通りでしたよ。
「風花サンは姿勢気を付けて」って言われてたのに、足元気にしてたら上半身(の姿勢)がおろそかに・・・
一度に二つの事が出来ないっ(泣)
二種類のターンが一点ずつ足りず不合格。
結果発表の後、指導員様が「風花サンはまあ、今履いてる板ちょっと役不足だから(メリハリのあるターンが出来ない)」と慰めてくれました。
本当に上手なら少々の板の役不足はカバー出来ると思うんだけど・・・

新月サンは今シーズン中に1級のテストも受けるそうです。
私は今年はいいかな・・・

結果はこちら

合格の証

特殊通行規制区間のバイパス化

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なにそれ? と尋ねてみたら、落石や崩落多発、冬季は降雪凍結での通行障害、それ以外の季節でも豪雨による通行止めと、酷道とまではいかないけれど状況によっては大変な目に遭う路線だそうです。

この国道115号は、ついでに福島県の伊達市側からくねくねと上り下りし、一旦は阿武隈高地の平坦を走るものの相馬市に入ってまたもやうねうねと上り下りするため、内陸と相馬港を連絡する重要路線ながらコンテナトラックが走れなかった。

という30年来の悲願を結実させ、昨年の3月に相馬側、この10日に伊達市側の山岳部分で高速道路が開通しました。双方両端が常磐道や東北道とはまだ接続していませんが、先月走った時には福島市から相馬市まで70分かかっていたものが、40分で抜けられるようになりましたよ。

「速さだけじゃないんだぞ。浜通りの急病患者を安全に福島市の救急医療施設に送り届けられる。それほどスムーズに走れるようになった。なにしろドクターヘリは雨が降ったら飛ばないし、急患は昼も夜もないからな」

相馬の市長さんと雑談すると、この方はもともとお医者さんで、若いころに患者を搬送しきれなかった苦い体験があって政治家になったのだと。それが30年前のことだったそうです。

「今年はね、相馬の海水浴場を震災以来ようやく海開きさせるよ。福島市には温泉があって伊達市や桑折町にはうまい果物がある。この道路を使って相馬福島のいいところをどんどん見に来てほしい」

開通の日、政府のかなりえらい大臣とかえらい大臣とか国会議員が式辞やら挨拶やらをしていましたが、相馬市長の話が一番実感を伴っていました。

しかし相馬市長、伊達には果物とか言いながら、ちゃっかり相馬産の苺を(相馬市として)来場者にふるまうところがお茶目です。伊達市側からのふるまいだった豚汁をいただいているうちに、苺は品切れになっていて、美味いかどうかは確かめられなかったわ。

豊かさの向こう

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フードバンク(宮城県にあるNPOはふうどばんく、と記する)の人と対話する機会があり、県内と一部の福島県内・・・福島県にはまだこの組織が無いという・・・に対して、2018年はおよそ15000食の供給が見込まれていると聞きました。

昨年は、10000食だったそうです。被災者、高齢化、失業など様々な要因があるとして、需要が拡大しているのだそうです。

彼等は企業、団体あるいは個人から保存期限の満了する非常食その他の食糧寄付を受け、これを1人あたり5食分程度に分けて生活困窮者に供給しているのですが、もちろん供給する食糧の消費期限にも縛りがあって、このサイクルを維持することに苦心しているのです。

それにしても震災後の経済回復が活字とアナウンスで広がる向こう側に、1年で5000食も増えている実態。宮城と一部の福島でそれなら、全国ではどうなんだか。

るん♪

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ネギではない。

といって庭で小躍りする新月サン。
(傍目ではかなりアレだが・・・)

「採りたての〝くさい〟ニラが食べたい」と去年の秋に種まきしました。
冬になって枯れてしまうと
「芽でる?腐ってない??」とそれはそれは心配してましたが、無事に
新芽が出てきましたよ。
「ニラ玉・味噌汁・おひたし・ニラレバ」と妄想が暴走しております・・・

Team WESTWIN Warriors#118

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TDA2018年シーズンがいよいよ18日に開幕です。

が・・・チーム・ウエストウインには不測の事態が起きています。

「積載車を契約していたレンタカー会社が、採算が合わないと取り扱いをやめちゃったんですよ」

えっ、ということはレース場までエスクードを搬送できない? 積載車って1台購入しようとすると諭吉さん七百人力くらいするそうです。それならば必要に応じてレンタルで賄うというのは、島社長なりのやりくりでした。

「私が十年若かったら買っちまえとやってたんでしょうけど、さすがに今の年齢と今後の商売を考えると手が出ません」

そこへ沈着冷静にも川添選手が提案。彼が乗っているTA52Wは、車検を取り直してナンバー取得しようと。ただしそのためにネックになるのはワンオフで制作したレース用マフラーです。これは車検を通せないのだけれど、逆から考えればそこをなんとかすれば公道自走可能なエスクードに戻すことができます。

もともとリミテッドクラスとアンリミテッドクラスの完全制覇を狙ってきた川添選手ですから、この構想は以前から持ち上がっていました。だからやってやれないことはない。

チーム内にちょっと光明がさしかかったところへ、その案を聞いた後藤選手が膝を叩いて宣言しました。

「それいいですね、俺のTA51Wも車検とおしましょうっ」

 

 

その一言に、監督以下1人残らずぎょっとしたのは言うまでもありません。

なんで?って・・・今更あのエスクードをどうしろと・・・

 

そこはサルベージですよ

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これはうちのクルマね

琢麻呂さんという方がM‐レイドに挑戦してくださり、なんと惜しくも規定距離をオーバーしてしまったそうで、ご自身のブログにのみその経過が紹介されていることを知りました。

何をどうこう論ずる以前に挑戦してくださったことが嬉しいし、こう言っては身もふたも無くなっちゃいますが、このブログ記事がもう面白くて楽しい。そして目的地に選ばれた港は、僕の想像する限りにおいて琢麻呂さんがお住いの街から確かに100キロの道のりです。

距離は越えてしまいましたが安全に留意され無理やり停止したりUターンしたりをせずに、後日また走ってくださるとまで意思表示されております。

これをサルベージしなくてどうするよ?

と、8日にかわねこさんを経由して連絡をお願いしたところです。

というわけでこの挑戦紀行は救済させていただきます。