天気が良いと見えるんですよ、筑波山。
これだと茨城県内からは岩井や石下あたりから見た感じかな。
霞ケ浦の方から見るのとは、当然だけど〝線〟が違うんだよね(笑)
長年刷り込まれた記憶内の形状はそうそう簡単に変換出来ませんです。
関東だとたいていの地域が7日までを「松の内」としていますが、昔は15日までがそうでした。15日と言えば、1999年までは成人の日も固定されたこの日でした。祝祭日が増えていくのはありがたかったりそうでもなかったりしますが、年中行事的な風物を覚えていられなくなるなあとも感じます。
昨日の午後の仙台市内は、松の内最後の大イベント・どんと祭。半裸白装束の若者が無言で大崎八幡宮まで参拝の隊列を組み、彼らの鳴らす鐘の音が喧噪をかき消していきます。
去年、参拝者数3000人と書いているのですが、これは企業団体が繰り出す「裸参り」の概数だそうで、大崎八幡宮を訪れる一般客も含めた総数は、主催者側の発表とはいえ10万人のオーダーだとか。いやー、ちょっとぴんと来ない。5年前の東北六魂祭で、定禅寺通りに溢れかえったのが約7万人弱だったと記憶してますから、あんな感じ(そりゃもうひどい、混雑というより混乱でした)より更にすごいのか? と思ったら「空いてます」と出かけた部下から写真が来ました。やっぱり主催者側の発表か(笑)
そんなこんなで、これを過ごすと東北でも暖かい方の仙台も底冷えの真冬です。来週明けに雪だという話。これもまた、センター試験の前後と試験日あたりが雪天高確率の日なので、風物とともに例年通りの季節になっています。
新作の仮面ライダー映画が、中身はわからないけれど「1号」だと。これが「3号」のように今の「ゴースト」を絡めたお祭り映画ならどうだっていいのですが、本気で「仮面ライダー」をリメイクするなら、それはやっておくべき仕事です。厳密にいえば三代目の本郷猛ということになります。残念ながら役者の長期間ホールドは「FIRST」や「NEXT」では叶えられませんでした。しかし主人公が人と仮面の姿に入れ替わる変身なくして、このプログラムは成立しないのです。
本郷猛役の新人を登用することで、「仮面ライダー」という記号はもうしばらく維持可能となるのです。数年前に藤岡弘、さんが自ら変身を演じましたが、企画ものに過ぎない。あの人を数年後に1年間、本郷猛役で拘束することは不可能です。役者のネームバリューで、黄川田将也さんを抑えることも困難でしょう。なにしろ、下手をすると本郷猛編から一文字隼人編があるかもしれないし、シリーズ全体をリメイクすることで向う50年を考えたら、若手の登用は必須なのです。
役者の問題は解決できる。次はデザインワークス。いわゆる「新1号」の造形というのも極めて安普請に見えるようになっていますから、リファインは避けて通れません。しかし今回発表されている「1号」のデザインは、まだ造形レベルではないから何とも言えませんが、胸から腹にかけてのコンバーターラングやグラブのデザインに関して懲りすぎの感があります。ところが、これは好みの領域ですが、最も古い1号というのは、割とそのままでいいのではないかと感じるのです。
要は、仮面ライダーといえども「元はショッカー謹製改造人間」であり、バッタの能力を人間に付加して強化したという前提があります。つまるところ、元は人間。強化服化している昨今のライダー造形や、なんだかわからないクリーチャー傾向の続く「怪人」造形に問題があるのです。
低予算で作らねばならなかった時代の、タイツ主体の初期怪人は、モチーフテイストも雰囲気もいい出来だったと思います。もしも原点回帰しようというのなら、そこが大事ではないか。
とか書きなぐった挙句に、やっぱりお祭り映画だったらもう知りませんですよ、なんですけどね。

ここに記した七つ道具というのは、要するに鮟鱇の食える部分を大別して言うものですが、鮟鱇自体はかなり淡白な味なので、味噌とか醤油とかどぶ汁の味付けで美味いかどうかが決まっちゃうような気がします。これほど淡白な食材が五大珍味の一つというのは、自分的には不思議だなあと思うこともあります。
月曜日、成人式の済んだ霰は大学に戻り、霙をセンター試験対策ミーティング(今さらか?)とやらに送り、家内は近所の町内会行事。
親父と連れ立って大洗まで出かけ、親子で新年会でした。
2人前というにはかなりオーバースペックな鍋と格闘し、2人そろって酒は飲まないので、安上がりな新年会です。
ふたみさんのリポートから写真とテキストを分けていただき、新型エスクードのインプレッションページをESCLEVサイト内にもまとめ始めています。彼は二代目エスクードの1600ロングに長く乗っていましたが、その間こまめな整備と丁寧なアクセルワークを続け、二代目でリッター20キロの燃費をコンスタントに(本人談だと「調子のよいとき」)出していました。
「慣らし運転ですから上は1500回転まででクルーズコントロール任せです。ただ燃料タンクが小さいので燃料の減りが早い」
それでも荷物とご家族を乗せてリッター20キロに迫るのだから、アクセルの踏みすぎは禁物。というより、踏む人は燃費の話をしない、ということでしょう。
よくよく考えてみたら、スペアタイヤレスとしたのは売り手の事情で、実際にはスペアタイヤを収めるスペースは存在します(日本ではここを単に荷物スペースとしてアピールしている)
「でも、硬めのサスのわりに乗り心地は良いけれど、荷室の使い勝手はよくないですね。16インチの自転車がすんなり入らない」
まあこのリアデザインですからそこは無理もない。二律背反をどう使いこなしていくかですね。テンパータイヤは、フルタイム四駆という特性上、タイヤ外径を他のタイヤと合わせる必要がありますが、それに見合ったホイールも見つけなくてはなりません。FDから持ってくるとは想像していませんでした。
「納車一か月めの週末がとてもいい天気だったので、林道に行ってきました」
Cyber-Kさんから電話が来たのでメールサーバーにコンタクトすると、四代目エスクードの林道試走写真が着信していました。えっ、もう行ってきたの? もう一か月? もう3000キロ走った? ほんとに楽しそうです。
LOCKモードは、常時フロント50:リア50の直結状態を生み出し、前輪の空転を検知しLSDブレーキを(フロント70:リア30)作動させ、空転していない駆動輪にトルクの最適配分を行う。
なお、前後輪の空転時(対角線スリップ)にはトラクションコントロールが作動する。一例をあげると、右前輪と左後輪の場合、左前に50(右前0)、右後50(左後0)のトルク配分となり、脱出後は50:50に戻る。
Cyber-Kさんはこれを試しに、約10キロほどの林道を試走してきましたが、
「LOCKモードというのは、まずSNOWモードに入れたうえで初めて切り替え条件が成立します。AUTOやSPORTSから直接は切り替えられないので、ここに四駆に乗っているという気分を味わえる部分がありますね。もちろんローレンジとは違うのだけれど」
ギャップに乗り上げリアタイヤを空転させても、空転輪のトラクションが抜けて、パワーロスを回避しつつ元に戻せるそうです。
「気になるのはステアリング感覚が軽すぎること。グランドエスクードのときと違って路面からのキックバックをほとんど感じずに走れるのは、快適な反面、小さなギャップの手ごたえをつかみにくい」
これは油圧か電動かのパワーアシストの違いでしょうか。フラットダートなどでのイージードライブが、よりイージーになったとも言えますが、体感に訴えてくる情報が薄れることにちょっと戸惑うのがこれまでの四駆に乗ってきた人。それを知らない人々は、楽々とアクセルを踏み込めるのかもしれません。
しかしそれはご法度の世界というのが、林道走行です。車の限界が引き上げられようとも、SUVの客層が変わろうとも、林道走行時の制限速度は順守しなくてはなりません。これからはそういった情報交換をしながら、新型ユーザーさんに周知していってほしいと感じる部分です。
「何にしても標準でついてくるタイヤは林道の路面は油断できません。オールテレーンでもパンク経験していますから、トラクションがかかるほど緊張しました」
今回はフラットダートの良コンディションのみの試走だったので、凍結路やぬかるみの挙動については今後リポートをしてくれるそうです。今回のリポートもテキストが仕上がったらウェブにまとめ直します。